韓国映画「ビニールハウス」を鑑賞映画

貧困のため、ビニールハウス暮らしをするムンジョン(キム・ソヒョン)は、少年院にいる息子と再び一緒に暮らすことを願っていた。その資金を稼ぐため、彼女は盲目の老人テガンと、その妻で重度の認知症を患うファオクの訪問介護士として働く。ある日、ファオクが突然風呂場で暴れ出し、ムンジョンと揉み合う中で後頭部を床に打ちつけ命を落としてしまう。困ったムンジョンは、同じく認知症を患う自らの母親をファオクの身代わりにする。(シネマトゥデイより)

 

貧困や介護など現代社会の問題を取り上げた韓国サスペンス。

『半地下』で韓国の格差社会を描いていたけれど本作は半地下でもなく、ビニールハウスで暮らす訪問看護師ムンジョンの物語。

訪問先の認知症の老婆が暴れ出し、抑えようとしたはずみで倒れ命を落としてしまう、警察を呼ぼうと携帯を手に取ると少年院にいる息子からお母さんと住みたいという電話が入る。。ムンジョンの選択は・・

キム・ソヒョンって冷たくて凛としたイメージが強い女優さんだけど、こ少年院に入っている一人息子と再び暮らすために必死で働きながら、つましく生きている孤独な女そのものだった。

介護とか認知症とか・・どうしようもないことってあるけど、切ない。