香港映画「白日青春-生きてこそ-」を鑑賞映画

パキスタン出身で香港へ渡ってきた両親を持つハッサン(サハル・ザマン)は、カナダへの移住を夢見ていたが、父親を交通事故で失う。一方、チャン・バクヤッ(アンソニー・ウォン)は1970年代に中国本土から香港に渡り、タクシー運転手となった。ギャングの仲間となり警察に追われているハッサンを知り、その逃亡を助けることにしたバクヤッだったが、彼が父親の事故を起こした当事者であることをハッサンは知らなかった。(シネマトゥデイより)

 

『インファナル・アフェア』シリーズの頼りになる上司アンソニー・ウォン主演のヒューマンドラマ。

タクシー運転手のチャンは近所に住むパキスタンから香港にやってきた難民の少年と出会い、手を差し伸べようとするが、実は少年の父親が亡くなった交通事故を起こした張本人だった・・という物語。

自身も中国本土から泳いで香港にやってきたチャンだからこそ難民問題も他人事じゃなかったってことなのか・・そっか香港も難民問題が深刻なのね・・中国本土から香港に渡ってきた経緯を思うと、アルコールに溺れたくなる気持ちもわからなくもないけれど、アンソニー・ウォンのいぶし銀のような味わい深い佇まいを堪能できる作品。

ネオンのこともだけど、特別行政区香港も色々だ・・