第73回ベルリン国際映画祭で、8歳のソフィア・オテロが最優秀主演賞を受賞した「ミツバチと私」を鑑賞
8歳のアイトール(ソフィア・オテロ)は、性自認で悩み心を閉ざしており、母親はそんなアイトールに惜しみない愛情を注ぎながらも、向き合い方に迷いが生じていた。そんな中でアイトールの家族は、夏のバカンスでフランスからスペインに向かう。叔母の営む養蜂場を訪れたアイトールは、そこでミツバチの生態を目にし、ありのままで生きようと心に決める。(シネマトゥデイより)
体が男として生まれた8歳のアイトールが夏休みに訪れた叔母の営むスペインの養蜂場で、自分の性と向き合うという物語。
主演のソフィア・オテロが史上最年少の8歳で最優秀主演賞を受賞したということが話題だけど、女の子として生まれたかったと思い悩む8歳のアイトールの姿が切ない。
自分らしく生きる、それだけなのに、固定観念にとらわれずに個性として見守ってあげることができないものか・・
第73回ベルリン国際映画祭で史上最年少の最優秀主演俳優賞を受賞したということが先行してしまっているけれど、まさに自分の性と向き合う8歳のアイトールそのままだった。これからどんな俳優さんになっていくんだろう??