2020年に制作、4年経って日本公開されたウディ・アレン監督作「サン・セバスチャンへ、ようこそ」を鑑賞映画

アメリカ・ニューヨークの大学教授で売れない作家のモート・リフキン(ウォーレス・ショーン)は、映画の広報担当者である妻スー(ジーナ・ガーション)に同行してスペインのサンセバスチャン映画祭を訪れる。彼は著名な映画監督フィリップ(ルイ・ガレル)と妻との浮気を疑い、同映画祭にやって来たのだった。ところが彼はそこで、自らが往年の名作映画の世界に入り込む不思議な体験をする。そして妻への疑念で心気症となったモートは、訪れた病院で美しい医師ジョー(エレナ・アナヤ)と出会う。(シネマトゥデイより)

 

ウディ・アレン監督のコメディーは今一番行きたい場所サンセバスチャンが舞台だから楽しみにしていた作品。

映画広報の仕事をしている妻に同行してスペインのサンセバスチャン映画祭を訪れた男が、妻とフランス人俳優の行動に心を乱される中、アメリカ留学経験のあるスペイン人の女性医師と知り合う・・という物語。

88歳(撮影時には84歳だけど)がこの手のラブコメを作れちゃうってのがすごい。

「#MeToo」騒動でウディ・アレン監督作には出演しないと宣言する俳優が多い中、無事に公開されてよかったと個人的には思うけど、次回作は全編フランスで撮影したフランス語作品らしく、もうニューヨークが舞台のオサレ作品は作れないのかと思うとちょっと寂しいって言ったら怒られるんだろうけれど、ほんとに人生100年時代なんだなって実感させてくれるってウディ・アレンはやっぱりすごいってこと・・