地震やJALでブログ更新どころじゃなかったけど。。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
2024年1本目はキルギス映画「父は憶えている」を鑑賞
ロシアに出稼ぎに行ったまま消息がわからなくなっていたザールク(アクタン・アリム・クバト)が、23年前ぶりにキルギスの田舎町へと帰郷する。しかし妻ウムスナイ(タアライカン・アバゾバ)の姿は家になく、彼の息子クバト(ミルラン・アブディカリコフ)とその家族は、記憶と言葉をなくしたザールクに戸惑う。彼らの心配をよそに、ザールクは村のごみを集め始める。(シネマトゥデイより)
第96回アカデミー賞 国際長編映画賞キルギス代表に選出された、アクタン・アリム・クバト監督最新作。
ロシアに出稼ぎに出たまま失踪していた父親をSNSで探したところ記憶と言葉をなくした状態で見つかり、23年ぶりに家に連れて帰ってくるという物語。
大きな事故に遭い、記憶と言葉を失くした父親を家に連れ帰ってはきたものの、妻は再婚して家を出ている上に、意思の疎通ができず、無心に村のゴミを拾い集める父親を見て息子は何を思うんだろう・・
きっと記憶が蘇ってくるんだろうという期待が残る作品だったけれど、記憶がない役で表情が変わらないまま感情が見えないから、年末に見た『PERFECT DAYS』の役所さんの表情や所作が素晴らし過ぎただけに比較しちゃうのよね・・