韓国映画「人生は、美しい」を鑑賞映画

専業主婦のセヨン(ヨム・ジョンア)は、無愛想な夫ジンボン(リュ・スンリョン)と思春期の息子、娘と暮らしている。ある日、自分の余命がわずかだと知った彼女は、最後の誕生日プレゼントとして、学生時代の初恋の相手との再会を望むようになる。初恋の彼を一緒に捜してほしいと夫に頼み込んだセヨンは、夫婦で彼を探す旅に出る。(シネマトゥデイより)

 

余命宣告をされた主婦が初恋の人を尋ねる旅に出るというミュージカル調ロードムービー。

自分は二の次で家族のために尽くしてきた主婦が余命宣告をされ、最後に敵わなかった初恋の人と再会するために夫の運転する車で旅をするという物語。

いきなり歌い出したりして、あれこれってミュージカルなの?とびっくりしたけど、リュ・スンリョンの歌もダンスもツボに入ってしまい、切ないのにおかしくて、ツッコミどころは満載だけど、ありがちな家族の喪失と再生の物語にしなかったところがいいんだと思う。

『死ぬまでにしたい10のこと』以降バケットリストを叶えるという作品が多くなった気がするけど、この手の作品を見ると、自分の身の回りを整理するところから始めないといけないなぁと実感する・・