イラン映画「君は行先を知らない」を鑑賞
ある一家を乗せた車が、イランの荒涼とした大地を走っていく。後部座席では、足にギプスをした父親(モハマド・ハッサン・マージュニ)が、旅に浮かれる幼い次男(ヤラン・サルラク)の相手をしている。助手席に座る母親(パンテア・パナヒハ)は、カーステレオから流れてくる古い歌謡曲を聴きながらリズムを取り、成人した長男(アミン・シミアル)は無言でハンドルを握る。(シネマトゥデイより)
『人生タクシー』のジャファル・パナヒ監督が製作、長男パナー・パナヒが監督を務めたロードムービー。
両親とこれから駆け落ちをするという息子と歳の離れた次男を乗せた車が国境の街を目指しながら、家庭の事情が垣間見えていくという物語。
国外に旅立とうとする息子と国内に残る家族との最後の旅の行方は・・
イランイラン版『リトル・ミス・サンシャイン』というコピーだったけれど、全く違うのにどうしてそんな表現しちゃったかなぁ
イランという国だから、もっとすごい事件が勃発するのかと思ってたから拍子抜けな気も・・
息子のために家財を投げ打って応援する両親の姿は感動的だけど、子役のヤラン・サルラクが全部持ってちゃった感じ