フランス映画「サントメール ある被告」を鑑賞映画

セネガル系フランス人の作家ラマ(カイジ・カガメ)は、新作のリサーチのためにフランス北部の町サントメールで開かれたある裁判を傍聴する。被告人は、生後15か月の娘を海辺に放置し死なせた容疑で殺人罪に問われたロランス(グスラジ・マランダ)。セネガルからフランスに留学し、30歳以上も年の離れた白人男性リュック(グザヴィエ・マリー)との間に娘をもうけたロランスが複雑な感情を抱くに至った過程など、ラマは事件の経緯を知るうちに自分の価値観が揺れ動くのを感じる。(シネマトゥデイより)

 

第79回ベネチア国際映画祭で銀獅子賞、新人監督賞を受賞した作品。

15ヶ月の娘を海辺に置き去りにし、殺人罪で起訴された実際の事件を基にした人間ドラマ。

彼女は本当に自分の娘を殺したのか??セネガル系フランス人の作家ラマが新作のリサーチのために裁判を傍聴し、自身の母親との関係を思い返しながら、自分を見つめ直すという物語だけれど、人種問題や性差別にも触れていて、ちょっと難しい。

主演のカイジ・カガメが美しいのだけれど、お芝居があまり上手じゃないから、ちょっと入り込めないんだよなあ・・

著名人が大絶賛しているという謳い文句に乗せられてしまったけれど、どう解釈したらいいのか悩ましい。