SFスリラー「65/シックスティ・ファイブ」を鑑賞
宇宙探査の長期ミッションにあたるミルズ(アダム・ドライヴァー)らを乗せた宇宙船は、小惑星帯と衝突して墜落。乗組員はミルズ以外全員死亡し、船体もバラバラになってしまう。墜落前に切り離された脱出船を探して見知らぬ惑星を捜索する中で、彼は少女コアの生存を確認する。しかし二人が不時着していたのはおよそ6,500万年前の地球だった。(シネマトゥデイより)
宇宙探査の異星人が小惑星に衝突し、不時着したのは6,500万年前の地球だったというSFスリラー。
6,500万年前にタムリープしてしまったのではなく、異星人が6,500万年前の恐竜時代の地球にやってきてしまったというお話。
異世界に来てしまったとか、人工冬眠ポッドの故障とか、恐竜に襲われるなんてお話はこれまでに見てきた『猿の惑星』や『ジュラシック・パーク』、『パッセンジャー』で表現されてきたことだから、目新しさは全くないのだけれど、恐竜が絶滅した原因と言われている隕石がやってくるあたりこういうことだったんだよね・・なんて思わせてくれるし、『クワイエット・プレイス』シリーズを作ってきたスコット・ベックとブライアン・ウッズなだけに、怖がりな私としては、ビクビクしながら楽しめた。
あっという間の93分、この手の作品はこのくらいがちょうどいい。