『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』のショーン・ベイカー監督の最新作「レッド・ロケット」を鑑賞
2016年。マイキー(サイモン・レックス)は、ポルノ映画のスター俳優だったものの落ちぶれてしまい、無一文の状態で故郷のテキサスへ舞い戻る。別居中の妻レクシーと義母リルに煙たがられながらも、マイキーは彼女たちの家に居候させてもらうが、17年間ポルノ俳優をやっていたことがブランクとなって仕事はない。昔のコネを頼ってマリファナの密売で日銭を稼ぐ中、マイキーはドーナツ店で働く少女と出会い、彼女との交流を通じて再び前を向こうとする。(シネマトゥデイより)
無一文で故郷のテキサスに帰郷した元ポルノ俳優が、17歳の少女にひと目で恋に落ち、彼女と再起を図ろうとするコメディ。
落ちぶれて、元嫁を頼るとか、17歳の少女を口説こうとするとか、手っ取り早くお金を稼ぐために売人をするとか、常識のある人間なら考えないことをやってのける主人公のちゃらんぽらんさに呆れながら、そのクズっぷりにだんだんハマってくるから不思議。
マイキー役のサイモン・レックスは彼の代表作?『最'狂'絶叫計画 』を見た事がなくて、全く知らずにいたけど、ウィキによると元AV男優だったという過去やパリス・ヒルトンと交際歴があるとか書かれてる時点で2流な感じがする・・AV出演の過去がきっかけでテレビドラマを降板することになったらしいけど、このB級な作品の主演としては最高にハマってた。
これからの活躍に期待したい。