フランス古典小説の映画化「幻滅」を鑑賞
19世紀前半のフランス・パリ。恐怖政治の時代が終えんを迎え、人々は自由と享楽を謳歌していた。詩人としての成功を夢見る青年リュシアン(バンジャマン・ヴォワザン)は、貴族の人妻ルイーズと共に田舎から上京する。新聞記者の仕事を得たリュシアンだったが、金のために魂を売る同僚たちに影響され、虚飾と快楽にまみれた世界に溺れていく。(シネマトゥデイより)
19世紀のフランスを代表する小説家オノレ・ド・バルザックの小説「幻滅--メディア戦記」の映画化作品。
19世紀前半のフランスを舞台に、詩人としての成功を夢見て田舎からパリに出た青年が、金の為に記事を書くようになり、堕落していくという物語。
悪意に満ちた世界、評判も批判もお金でどうにでもなるパリに幻滅した青年が目指すのはどこだろう??
1842年の作品は古典すぎて読んだことはないけれど、メディアの恐ろしさは100年経っても変わらないってこと・・
『Summer of 85』から大人になったバンジャマン・ヴォワザンがかなりいい。