ペネロペ・クルスが映画監督役を演じる「コンペティション」を鑑賞映画

大富豪の起業家は自らのイメージアップのため、超一流の映画人を起用した傑作映画の製作を決意する。変わり者だが映画賞常連の天才監督ローラ(ペネロペ・クルス)、世界的大スターのフェリックス(アントニオ・バンデラス)、そしてベテラン舞台俳優のイバン(オスカル・マルティネス)が集結し、ベストセラー小説の映画化に着手する。しかし、それぞれ癖の強い3人は事あるごとにぶつかり合い、リハーサルは紛糾してしまう。

 

大富豪のイメージアップ作戦のための映画製作の裏側を描いたブラックなコメディー。

世間からいい人だと思われたいがためののイメージアップが目的で、名だたる映画賞の常連でもある天才監督にオファーし、演技派舞台俳優、売れっ子映画スターを呼び、こだわりの読み合わせが始まる・・

コンペティション向けの作品ってこうやって作られているのか・・と思わせてくれる、というか、かなり映画業界を皮肉ってる感じ。

韓国ドラマのビハインド映像で出演者が一同に介して台本の読み合わせをするのを見かけるけれど、2週間で撮影を終わらせるための事前準備なのか、なかなか撮影も始まらず、事前の演技指導、役作りのみというのが興味深い。

とにかくペネロペ・クルスが可愛い。