SFスリラー「ピンク・クラウド」を鑑賞映画

触れると10秒で死に至るピンク色をした謎の雲が出現し、外出制限で人々は家から一歩も出られなくなってしまう。そんなとき、一夜を共にしていたジョヴァナ(ヘナタ・ジ・レリス)とヤーゴ(エドゥアルド・メンドンサ)は、窓を閉め切って家に引きこもる。月日が流れても事態は一向に好転せず、見知らぬ他人であった二人の間に息子リノが誕生。ロックダウン以前の生活を知らない彼は部屋の中だけで何不自由なく暮らし、ヤーゴも新しい生活に順応していたが、ジョヴァナの内に生じたゆがみは大きくなっていく。(シネマトゥデイより)

 

ある日突然現れたピンク色の雲に触れると10秒で死んでしまうという世界になり、家の外に出られなくなった人々を描いたSFスリラー。

2017年に構想、2019年に撮影されだSF作品がコロナを経験した今、SFではなくなった現実に戦慄を覚える。

ロックダウンを経験したから、その時の心理状態とか、閉塞感とか終わりの見えない焦りとか、理解も共感も得るだろうけど、経験してしまったからこその陳腐さも感じてしまうはず。

だって、世界のリーダーアメリカが何年もほっておくわけないから、宇宙服のような外出着とか考えてくれると思うし・・

インド人は結婚式で結婚する人に初めて会って、一緒に暮らすうちに分かり合っていくと言っていたけれど、ワンナイトラブの相手じゃ無くても閉ざされた空間の中で一緒には暮らせないなぁ・・私だったらお向かいの人と同じ行動とっちゃうかも・・

っていうかうちのマンションは気密性が高いけど、換気口からスースーと風が入ってくるし、あっという間に死んでると思う…

見た後にそんなことを話して盛り上がれる作品。