イタリア映画「3つの鍵」を鑑賞
ある晩、アパートに車が衝突した際、巻き込まれた女性が亡くなる。事故を起こしたのはアパートの3階に住む裁判官夫婦、ヴィットリオ(ナンニ・モレッティ)とドーラ(マルゲリータ・ブイ)の息子アンドレアだった。事故が起きた夜、2階に住むモニカ(アルバ・ロルヴァケル)は陣痛が始まったため、一人で病院に向かう。一方、1階に住むルーチョ(リッカルド・スカマルチョ)とサラ(エレナ・リエッティ)夫婦は向かいの老夫婦に娘を預ける。(シネマトゥデイより)
同じアパートに住む三家族の物語を描いたシュコル・ネヴォの小説が原作のヒューマンドラマ。
陣痛が始まり一人病院に向かう女性、飲酒運転でアパートに衝突し巻き込まれた女性が亡くなるという事故を起こした判事夫婦の一人息子、娘をお向かいのに預けるものの最近行動が怪しい老人に疑いの目を向ける夫、認知症を患っているらしい老人、ある日迷子になった老人と娘を公園で発見する・・設定だけで重い。
ローマの高級住宅地にあるアパートは憧れではあるけれど、どの家族にも共感できないまま・・ボタンを掛け違ってしまったけれど、時間は取り戻せないってこと・・それでも人生は続いているということか・・
面白いけどなんだかちょっともやっとする。