島本理生の恋愛小説の映画化「よだかの片想い」を鑑賞
前田アイコ(松井玲奈)は幼いころから顔のあざをからかわれ、恋や遊びから距離を置き大学の研究一筋の生活を送っていた。あるとき取材を受けたルポルタージュ本の映画化が決まり、監督の飛坂逢太(中島歩)と出会ったアイコは彼に恋をする。仕事最優先で女性に不自由しないタイプの逢太との関係に戸惑いつつも、彼への思いは募り、彼女は自らのコンプレックスと正面から向き合っていく。(シネマトゥデイより)
未読だけれど、直木賞作家、島本理生の恋愛小説の映画化作品。
左の目から頬にかけてアザがある理系女子大生の前田アイコが取材を受けた本が映画化されることになり映画監督と出会い、恋に落ちるという物語。
顔のあざにコンプレックスを抱いていた女性が恋をすることで、自分と向き合い、成長していくというお話だけれど、主演の松井玲奈ちゃんも監督役の中島歩さんもしっとりしていて、空気感が結構好きかも・・
今は技術も発達してるから顔のアザなんてお化粧でも手術でもどうとでもなるだろうに隠すこともなく個性なんだと思えるアイコの強さが素晴らしい。
松井玲奈ちゃんって平たい顔族だけど、凛とした佇まいがいいんだな・・
でもって中島歩さんの金城武風の一昔前の男前な感じも声も結構好き。