ピカデリーで「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」を鑑賞映画

1990年代のニューヨーク。作家志望のジョアンナ(マーガレット・クアリー)は、出版エージェンシーで編集アシスタントとして働き始める。上司マーガレット(シガーニー・ウィーヴァー)のもと、彼女は人気作家であるJ・D・サリンジャー宛てのファンレターの処理に追われる。手紙を読むうちに、ジョアンナは定型文を送り返すことに気が引けるようになり、個人的に手紙を返信し始める。(シネマトゥデイより)

 

未読だけれどもジョアンナ・ラコフが90年代NYのエージェントで働き始めた頃の自身の回顧録「サリンジャーと過ごした日々」を映画化したヒューマンドラマ。

『ライ麦畑でつかまえて』の著者J・D・サリンジャー担当の出版エージェントで働くことになった作家志望の新人アシスタントが、サリンジャー宛のファンレターへの返信をきっかけに自分自身を見つめ直すという物語。

文学少女ではなかったから『ライ麦畑でつかまえて』に感化されずに生きてきたせいか、正直サリンジャーのすごさがわからないままなのだけど、ファンレターがあんな風に処分されているのかと思うとなんだか切ない。

出版業界版『プラダを着た悪魔』と言われていたりもするけれど、シガーニー・ウィーヴァーは全然悪魔じゃない。

それより婚約者がいながら、NYで出会った男とすぐに同棲を始めるジョアンナが理解できないんだけど、それくらい情熱的ってことか・・