シネスイッチ銀座でイラン映画「英雄の証明」を鑑賞
イランのシラーズで暮らすラヒムは、借金の罪で収監されているが、借金さえ返済すればすぐに自由の身になれる状況だった。ある日、彼の婚約者が金貨17枚を拾い、借金は帳消しになるはずだったが、ラヒムは罪悪感から落とし主に金貨を返すことを決意する。そのことがメディアで取り上げられ、ラヒムは英雄に祭り上げられるが、SNSで広まったあるうわさによって状況は急変する。(シネマトゥデイより)
借金を抱え、借主から訴えられ収監中のラヒムガ休暇中に拾った金貨を届けたことで英雄扱いされるが、本当に拾ったものなのか、作り話なのか・・人々の闇に迫る第74回カンヌ映画祭でグランプリ獲得のサスペンス。
っていうか、借金の罪って何?しかも収監中に休暇で外に出てくるってどういう国?拾ったものを届けるのは警察じゃないの?
国が変わればルールも変わるんだろうけれど、主人公もその彼女もちょっと考えたらわかりそうなものなのに、ツッコミどころが満載で、ある意味新鮮だけど、色んな疑問がグルグルして登場人物たちの浅はかさや何の考えもない行き当たりばったりな対応にイラつく作品でもある。