ドイツ映画「クレッシェンド 音楽の架け橋」を鑑賞映画

世界的指揮者のエドゥアルト・スポルク(ペーター・ジモニシェック)は、紛争中のパレスチナとイスラエルの若者たちを集めてオーケストラを編成し、平和を祈るコンサートを行うという企画への協力を承諾。オーディション以外にもさまざまな試練を乗り越え、約20人の若者たちが楽団員に選出される。テロ攻撃や報復の連鎖で敵対し合う彼らは激しく衝突するが、スポルクが行った合宿で3週間にわたり共に過ごすうちに、少しずつ互いを理解していく。ようやく心を一つにした若者たちだったが、コンサート前日に思わぬ事態に見舞われる。(シネマトゥデイより)

 

世界的指揮者ダニエル・バレンボイムが設立した「ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団」の活動から生まれた物語。

今も続く紛争の中、パレスチナとイスラエルの若者たちを集めてオーケストラを結成し、和平コンサートに向けて合同練習を重ねるが、うまくいくはずもなく・・

パレスチナとイスラエル問題に加え指揮者のエドゥアルトの両親がナチだったという複雑な歴史があったり、政治と音楽は別と言いつつも70年経っても音楽だけでは解決できない現実を突きつけられる。

最後の団員達の心からの演奏は本当に感動的だけど、それだけで終わらせたらいけない気がするのよね・・