「ソウルの女王」アレサ・フランクリンの半生を描いた「リスペクト」を鑑賞映画

子供のころから圧倒的な歌唱力で天才と称され、ショービズ界の華として喝采を浴びるアレサ・フランクリン(ジェニファー・ハドソン)。しかし輝かしい活躍の裏では、尊敬する父(フォレスト・ウィテカー)や愛する夫(マーロン・ウェイアンズ)の束縛や裏切りに苦しんでいた。ぎりぎりまで追い詰められた彼女は、全てを捨て自分の力で生きていこうと決断する。やがてアレサの心の叫びを込めた歌声は世界を熱狂させ、彼女自身も自らへの“リスペクト”を取り戻す。(シネマトゥデイより)

 

オバマ大統領の就任式でも歌声を披露していた「ソウルの女王」アレサ・フランクリンの半生を描いた伝記ドラマ。

父親に支配され、逃れるように結婚したら夫も暴力的で・・これまで見てきた黒人歌手の半生って悲惨だけど、人生に負けない姿勢も共通してる感じ。

子供の頃の虐待も、父親や夫の束縛も黒人が虐げられる世の中を変えようと公民権運動に積極的に支援したこともうなずける。

おばあちゃんになっても現役で活躍していたアレサ・フランクリンはすごいけど、アレサを演じたジェニファー・ハドソンが凄い。『ドリーム・ガール』でもビヨンセを凌ぐ存在感だったけど、今回も彼女の歌声、力強さに感動する。