日比谷で「モーリタニアン 黒塗りの記録」を鑑賞
モーリタニア人のモハメドゥ(タハール・ラヒム)は、アメリカ同時多発テロの容疑者として、キューバにあるアメリカ軍のグアンタナモ基地に収容されていた。彼の弁護を引き受けた弁護士のナンシー・ホランダー(ジョディ・フォスター)とテリー・ダンカン(シェイリーン・ウッドリー)は、真相解明のため調査を開始する。彼らに相対するのは、軍の弁護士であるステュアート中佐(ベネディクト・カンバーバッチ)だった。(シネマトゥデイより)
テロ組織の一員と疑われグアンタナモ基地に収容されていたモハメドゥ・ウルド・スラヒの著書が原作の社会派ドラマ。
法に定められた権利として弁護士たちが9.11の重要な人物として捉えられ、裁判をするわけでもなく、7年も収監されていたモーリタニア人青年モハメドゥの弁護を引き受けるという実話の映画化。
アメリカとしてはテロを許さないという姿勢を国民にも見せる必要もあっただろけれど世界のリーダーアメリカの姿は信じがたい緊迫感一杯の作品。
ブッシュ元大統領ならまだしも、判決が出た後のオバマ政権でも解放されなかったというのが解せないというか、こんなアメリカの闇を描いてしまっていいのかしら??ちょっと心配になった。
それにしてもジョディ・フォスターの貫禄、さすがだわ・・