今日は美容院に行ったついでに映画「最後の決闘裁判」を鑑賞
中世のフランスで、騎士カルージュ(マット・デイモン)の妻マルグリット(ジョディ・カマー)が、夫の旧友であるル・グリ(アダム・ドライヴァー)から暴力を受けたと訴える。事件の目撃者がいない中、無実を主張したル・グリはカルージュと決闘によって決着をつける「決闘裁判」を行うことに。勝者は全てを手にするが、敗者は決闘で助かったとしても死罪となり、マルグリットはもし夫が負ければ自らも偽証の罪で火あぶりになる。(シネマトゥデイより)
UCLAの英語学科教授エリック・ジェイガー氏の14世紀フランスで起きた事件についてのノンフィクション「決闘裁判 世界を変えた法廷スキャンダル」をリドリー・スコットが監督、マット・デイモンとベン・アフレックが『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』以来24年ぶりの共同脚本で映画化したミステリー。
女は男の所有物だった時代、夫の旧友に暴行されたと訴えた妻、無実を主張する男と夫は命と名誉をかけた決闘を行うことになる・・脚本がよくできてるってことなんだと思うけど、三人三様の主張が微妙な感じで、マット・デイモンが『羅生門』に影響を受けたという構成が見事、本当のことを言っているのは誰なのか最後までわからないところが面白い。
ジョディ・カマーはどうしても「キリング・イヴ/Killing Eve」の印象が強いから、絶対何かあるっていう先入観で見てしまい、貞淑な妻に見えないのよね・・