韓国映画「殺人鬼から逃げる夜」を鑑賞
凄惨な連続殺人事件に騒然とする街。ある夜、聴覚障害を持つギョンミ(チン・ギジュ)は、ドシク(ウィ・ハジュン)が犯行におよんでいる姿を帰宅途中に目撃し、それが原因でドシクから新たなターゲットとして狙われる。ギョンミは、兄が襲われ母にも危険が迫っていることを知り、知恵と自慢の脚力を生かしてドシクに立ち向かっていく。(シネマトゥデイより)
帰宅途中で連続殺人事件目撃した聴覚障がいを持つギョンミが犯人に狙われ、聞こえない、伝えられない中、犯人に追い詰められていく・・
再開発地域の街灯が届かない薄暗い感じとか、何か起きそうな環境だけで怖いし、『チェイサー』もそうだったけど、入り組んで坂の多い住宅街を走り抜ける感じがいかにもな韓国映画。この手の雰囲気作りが本当に上手い。
使えない警察にイラつき、伝えられないことへの憤りにキリキリして、ずっと苦しくて、ツッコミどころも含めて製作者の意図にまんまとハマった104分だった・・
主人公もだけどドラマでお馴染みの顔が登場するけどこういうスリラーが却って新鮮。
韓国ドラマ「ロマンスは別冊付録」を繰り返し見ていたせいかウィ・ハジュンが殺人鬼役なんてと思ったけど、言われてみたら悪人顔よね・・彼、この役すごく合う。