バルトの夕方割で「MINAMATA-ミナマタ-」を鑑賞
1971年、ニューヨークに住むフォトジャーナリストのユージン・スミス(ジョニー・デップ)は、過去の栄光にすがり酒に溺れる日々を送っていた。そんな折、日本のカメラマンとその通訳を務めるアイリーン(美波)が彼のスタジオを訪れる。アイリーンは日本の大企業チッソが工業排水を垂れ流した結果人々が病に倒れていると語り、ユージンに病気で苦しむ彼らの取材をしてほしいと訴える。(シネマトゥデイより)
日本の水俣病の真実を世界に伝えたアメリカの写真家、ユージン・スミス氏が日本で取材を続け、世界に向けて真実を発信したという実話がベースのドラマ。
学校の授業で公害問題や水俣で工業廃水が原因で亡くなる人もいたということは習ったけど、田子の浦のヘドロ問題の方が身近だったからなのか、同和問題に取り組んでいた先生がいたからなのか、水俣の問題は日本史の一部という認識しかなくて日本人なのに日本のことを知らな過ぎたことを反省した・・
70年代の熊本に見える場所(セルビアのモンテネグロらしい)と主要人物以外は日本人に見えるだろう人を集めてきた感じがわかってしまうから、ちょっと残念だけど、こういう作品を作ってくれたことはありがたい。
目を逸らさずに見るべきだと思う。