ピカデリーで古田新太主演作「空白」を鑑賞
スーパーの化粧品売り場で万引きしようとした女子中学生は、現場を店長の青柳直人(松坂桃李)に見られたため思わず逃げ出し、そのまま国道に飛び出してトラックと乗用車にひかれて死亡してしまう。しかし、娘の父親(古田新太)はわが子の無実を信じて疑わなかった。娘の死に納得できず不信感を募らせた父親は、事故の関係者たちを次第に追い詰めていく。(シネマトゥデイより)
女子中学生の万引き未遂を目撃したスーパーの店長が逃げる少女を追いかけ、車道に飛び出した少女が乗用車とトラックに轢かれて死亡、娘の死に納得できない父親がスーパーに嫌がらせを始める。。
バラエティの愉快な酒飲み親父のイメージが強い古田新太の存在感・・
娘を想っていたのかもしれないし、表現が下手な不器用なだけだとしてもこんな人が父親だったら辛いと思うし、周りの人をことごとく傷つける嫌な父親役が本当に上手い。
見てるとつらいし、切ないし、憤るし、虚しい・・何だろうこの映画。。
報道のあり方とか、問題提起もしてくれるけど、どの立場になっても救われない・・光なんてない。