ドキュメンタリー「くじらびと」を鑑賞
インドネシア東部にあるラマレラ村ではクジラのモリ打ち漁が行われており、その中でも「ラマファ」と呼ばれる漁師たちは村人たちに一目置かれている。年間10頭ほど獲れれば村人全員が暮らせるだけの収入になるクジラ漁は、常に死と隣り合わせでもある。それでもモリ一本で巨大なマッコウクジラに挑む姿を見て、子供たちはラマファに憧れる。(シネマトゥデイより)
インドネシアのラマレラ村で、写真家、石川梵が監督と撮影を務め、400年続く捕鯨で生計を立てる村人の様子を捉えたドキュメンタリー。
石川監督が30年近くラマレラ村の人々を追いかけ、2017年から2019年までに撮影した映像をまとめたものらしい。
手作りの船で、モリ1本でクジラに立ち向かう命がけの姿は尊いけど、海と生きるというのはこういうことなんだなぁと実感する。
『ザ・コーブ』では日本の捕鯨、イルカ漁をものすごく非難していたけれど、昔からの生計を立てる手段を犯罪のように表現してきた人たちは同じように血に染まる海を見ても年間10頭だけだから許容ってことになるんだろうか・・