武蔵野館で画家ジュゼップ・バルトリの実話を基にしたアニメーション「ジュゼップ 戦場の画家」を鑑賞
1939年2月、スペイン内戦の戦火を逃れ、フランスに押し寄せた難民たちは強制収容所に入れられ、フランス人憲兵たちに虐待されていた。画家のジュゼップ・バルトリは過酷な状況の中、小屋の壁や地面などに絵を描いていた。新米の憲兵セルジュはジュゼップにこっそり紙と鉛筆を渡し、ジュゼップに離れ離れになった婚約者がいるのを知ると彼女を探すことに協力する。(シネマトゥデイより)
1939年スペイン内戦で、避難した先のフランスで強制収容所に入れられながらも絵を描き続けた画家ジュゼップ・バルトリの実話がベースのアニメーション作品。
ナチスの悪行だけが取り上げられているけれど、どの国も戦争下では同じような蛮行が行われていたんだろうなぁ・・
この作品を知るまでその存在さえ知らなかったけれど、描くことが生きる力になったというこのなのかも・・
ストップモーションアニメという表現がすごくいい。いわゆる大人向けアニメってこと。
この作品を見て、もう何年も前に亡くなった伯父さんの遺品の中に戦時中の自分を描いたイラストが大量に見つかって、家族も描いていることを知らなかったそのイラストはどこかユーモラスで切なくて、あの頃を忘れないために描いたのか、忘れられないから描いたのか聞いてみたかったなぁと思ったりして・・