ピカデリーのポイントで「十二単衣を着た悪魔」を鑑賞映画

59回面接試験を受けるも落ち続けている雷(伊藤健太郎)は、京大に合格した弟に対する劣等感を抱きながらフリーター生活を送っていた。「源氏物語」をテーマにしたイベントの設営アルバイトからの帰宅途中に激しい雷雨に見舞われて気を失った彼は、目覚めると「源氏物語」の世界にいた。アルバイト先でたまたま渡されていた「源氏物語」のあらすじ本を持っていた雷は、息子を帝にしようともくろむ弘徽殿女御(三吉彩花)に陰陽師として仕えることになる。(シネマトゥデイより)

 

未読だけれど、内館牧子の小説を黒木瞳が監督した映画化作品。

「源氏物語」の世界にタイムスリップしてしまうという割と好きな設定ではあるのだけど、無理やり詰め込みましたというか、出演者が話題過ぎたせいか、三吉彩花ちゃんがちっとも悪魔じゃないし、なんか物足りなさも残るし、脚本なのか演出なのか、もう少しなんとかならなかったかな・・という感じ。

面白くない訳ではないけどね。

「あさきゆめみし」が大好きな私としては弘徽殿女御様は意地悪な女でしかなかったけれど、小説の方も読んでみないといけないかも・・