土曜日2本目は社会派「汚れたミルク/あるセールスマンの告発」を鑑賞映画

パキスタンで販売員として働くアヤンは、粉ミルクの販売を担当していた。だがある日、自身が売った粉ミルクを衛生的に問題のある水で溶かして飲んだ子供たちが命の危険にさらされている事実に気付く。責任を感じたアヤンは、世界的な大企業を訴えようとし……。(シネマトゥデイより)

 

清潔でない水で溶いた粉ミルクだから「汚れたミルク」ということだけでなく、西欧の莫大な資金で医師や政治家までを動かして粉ミルクを取り入れさせたこと、汚れた水で作ってはいけないこと、使い方をちゃんと教えてこなかったこと全部が「汚れた」ということなんだろうけれど、作中でも企業側が水道を整備しない政府が悪いと言っていたように、大企業ばかりが問題ではないことも問題なんだよね・・

ドイツのテレビ番組でとりあげようとしたり、映像作品にしようとする過程をみせるというこれまでにない見せ方で大企業の実態を告発したサラリーマンの勇気を描いている感じかな・・何か足りない気もするのだけれど、WHOにしろもうちょっとなんとかならないものかしら・・

 

公式HP↓

汚れたミルク/あるセールスマンの告発