5月4日、GW後半といっても、それほど実感がないけれど・・
とりあえずは映画ってことで、旦那と待ち合わせの前に「オマールの壁」を鑑賞
ひたむきに仕事をこなすパン職人でありながら、仲間たちと一緒に反イスラエルの闘士として活動するパレスチナ人青年オマール(アダム・バクリ)。彼は監視塔から撃ち込まれる銃弾を回避しつつ分離壁を乗り越え、恋人ナディア(リーム・リューバニ)のもとに通う日々を送っていた。そんな中、彼はイスラエル兵士を殺害したとして拘束されてしまう。イスラエル軍から壮絶な拷問を受けたオマールは、解放を条件にスパイになるように迫られる。幼なじみでもある仲間との絆を壊され、ナディアとの仲も引き裂かれたオマールは……。(シネマトゥデイより)
第86回アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた作品。
イスラエル占領下のパレスチナ自治区を舞台に壁のこちら側で暮らすオマールが向こう側の幼なじみと解放軍としてイスラエル兵に対抗するという、パレスチナ問題を理解していないと結構難しい・・
『もうひとりの息子』でもイスラエルとパレスチナの間で取り違えられた息子とその家族の悲劇が描かれていたけれど、8メートルの壁に隔てられた世界が実在するということだけはわかっても、そこで生活している人の思いはわからないわけで・・
かな~り重い気持ちになるけれど、日本で生まれ育ったことを感謝する作品ではある。
公式HP↓
http://www.uplink.co.jp/omar/