昨日の火曜日はドイツ映画「顔のないヒトラーたち」を鑑賞

1958年の西ドイツ・フランクフルト。第2次世界大戦の終結から10年以上が経過し、復興後の西ドイツではナチスドイツの行いについての認識が薄れていた。そんな中、アウシュビッツ強制収容所にいたナチスの親衛隊員が、規約に違反して教師をしていることがわかる。検察官のヨハン(アレクサンダー・フェーリング)らは、さまざまな圧力を受けながらも、アウシュビッツで起きたことを暴いていく。(シネマトゥデイより)

実話をもとにした作品だけど、ドイツの黒い歴史はどの作品みても憤りしかないわ・・
戦争終結20年で戦争を知らない、というよりもアウシュビッツで起きたことを知らないドイツ人がいたことも驚きだったし、普通の人が命令されてもいないのに、残虐な行為をしているという意識もないままいたということにも改めてぞっとした。
この作品も後味がいいものではないけれど、ニュルンベルク裁判で片付いたことにしようとした大多数に立ち向かう、正義に燃えた検察官たちの勇気に感動する。
戦争って日本は特に非日常だけど、世界のどこかではまだ愚かなことだと気がつかない人間がいるだもんね・・なんか切なくなっちゃった・・

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