テアトルシネマグループのハッピーチューズデーだから「JIMI:栄光への軌跡」を鑑賞

1966年5月、ニューヨーク。天才的なギターの才能を誇りながらも、マイナーなバンドの一員としてステージに立っているジェイムズ・マーシャル・ヘンドリックス(アンドレ・ベンジャミン)。ナイトクラブ「チータ」でリンダ(イモージェン・プーツ)という女性と知り合ったジェームズは、彼女に唯一無二の個性と技量を持つギタリストとして絶賛される。やがて、リンダからジ・アニマルズのメンバーであった音楽プロデューサーのチャス・チャンドラー(アンドリュー・バックレー)を紹介されるが……。(シネマトゥデイより)

たとえば『バック・トゥ・ザ・ヒューチャー』で1985年のマーティが1955年のダンスパーティで調子に乗ってエレキギターをかき鳴らしたら、みんなポカンとしちゃった感じというか、誰もそんな風に演奏しなかった時代にすごいことをしちゃった人のお話。
ローリング・ストーンズのギタリスト、キース・リチャーズの恋人に見出されたとか、クラプトンのステージに飛び入り参加したとか派手な逸話が盛り込まれていたり、ビッチな彼女との出会いとか、人としてどうなの的なバカさ加減とか素の部分を描いているのは面白いけど、歯でギターを弾いたり燃やしたり、派手なパフォーマンスをした名ギタリスト程度の知識しかなく、売れる前のイギリスを中心にした作品だからなのか、今ひとつ盛り上がりにかけるというか、ギタリストにはたまらんのかもしれないけれど、私的にはちょっと期待はずれだったかな・・
27歳で亡くなっているから残っている画像はすごく若いはずなのにすごく老けてるのは時代なのか・・
来月公開の『ジェームス・ブラウン 最高の魂を持つ男』に期待だね。

公式HP↓
http://jimi-movie.com/