永畑 道子の「恋の華・白蓮事件」を読了

朝ドラがきっかけで読んだ林真理子の「白蓮れんれん」は小説だけれど、この作品はノンフィクション。
資料そのままが掲載されているから読みにくいと言えば読みにくいけれど、白蓮だけでなく、歴史的な背景を知ることで、白蓮の本当の姿が見えてくる。
女性が自活することが当たり前でなかった時代に自分らしさを求めた白蓮には共感するところも多いけれど、小狡さも見えたりして、人間らしいと言えばそれまでなのかもしれないけれど、小説、ノンフィクションと読んで蓮さまの見方が変ったわ・・


有夫の身でありながら年下の青年弁護士・宮崎竜介の子を身ごもった歌人・柳原白蓮の人生。天皇のいとこという高貴な身分、類まれな美貌と文学の才に恵まれた彼女は、大正十年十月のある日、二回り年上の二度目の夫、無学だが九州の炭鉱王と呼ばれた伊藤伝右衛門のもとから奔り、しかも前代未聞の“女からの絶縁状”を新聞に公開する。夫の出方しだいでは白蓮も竜介も姦通罪に問われる……。小説のような人生を情熱的に生きた白蓮の生涯を、丁寧な取材で描き出す。 (本のデータベースより)
朝ドラがきっかけで読んだ林真理子の「白蓮れんれん」は小説だけれど、この作品はノンフィクション。
資料そのままが掲載されているから読みにくいと言えば読みにくいけれど、白蓮だけでなく、歴史的な背景を知ることで、白蓮の本当の姿が見えてくる。
女性が自活することが当たり前でなかった時代に自分らしさを求めた白蓮には共感するところも多いけれど、小狡さも見えたりして、人間らしいと言えばそれまでなのかもしれないけれど、小説、ノンフィクションと読んで蓮さまの見方が変ったわ・・