重松清の「十字架」を読了

【内容紹介】
あいつの人生が終わり、僕たちの長い旅が始まった。   
  背負った重荷をどう受け止めればよいのだろう。   
  悩み、迷い、傷つきながら手探りで進んだ二十年間の物語。   
  中学二年でいじめを苦に自殺したあいつ。遺書には四人の同級生の名前が書かれていた。   
  遺書で<親友>と名指しをされた僕と、<ごめんなさい>と謝られた彼女。   
  進学して世界が広がり、新しい思い出が増えても、あいつの影が消え去ることはなかった。   
  大学を卒業して、就職をして、結婚をした。息子が生まれて、父親になった。
「どんなふうに、きみはおとなになったんだ。教えてくれ」
あいつの自殺から二十年、僕たちをけっしてゆるさず、ずっと遠いままだった、“あのひと”との約束を僕はもうすぐ果たす――。 (講談社より)

まだKindle版がないから、文庫をゲット。
いや~重い・・そして救われないがーん
暗い世界に引込まれてしまった。
子供がいれば切実なのかもしれないけれど・・私には遠い世界のお話・・でもそれだけで済ませちゃいけないってことか・・
暗くても重くてもそれでも読んでおくべき作品かな・・