畠中恵の「アコギなのかリッパなのか」を読了
21歳の大学生・佐倉聖は腹違いの弟を養うため、元大物国会議員・大堂剛の事務所に事務員として勤めている。ここに持ち込まれるのは、大堂の弟子にあたる
議員からの様々な問題。飼い猫の毛の色が変わる謎、後援会幹部が何者かに殴打された事件の始末、宗教団体へ入信の秘書が寄進した絵画の奪還…などの厄介ご
とに関わった聖は、元不良の負けん気と機転の利く頭で、センセイ方顔負けの“解決”を成しとげてしまうのであった―。昔は不良だった事務員が、元大物代議
士のもとに持ち込まれる陳情、難題、要望から、その裏にある日常の謎を解決する現代ミステリー。（本のデータベースより）
「こいしり」や「アイスクリン強し」でがっかりした分この作品は結構楽しめた。
政治の世界は全く興味がないけれど、選挙の時に女性はウグイス嬢、男性だったらカラスとうなんて小ネタで感心したり、知らない世界を教えてもらえて、中途半端な時代物よりも（上から目線
）断然面白かった～