新しい自分とのであい



 そして、絵本“はなさきやま”との再会



 こんばんは。

 高澤 日出子でございます。
 いつもありがとうございます。

 音大受験に失敗し、家庭の事情もかさなり、
 人生の岐路に立ったとき、1冊の絵本とであった。ずっと心の支えに
 なっていた絵本“花咲きやま”。当時のピアノの師匠から頂いたもの。

花さき山 (ものがたり絵本 20)/斎藤 隆介

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 読んでは、涙し、つらくなっては、読んでと、ずっと
 寄り添ってくれた絵本です。でも、ある時から、大切には
 違いないけれど、つらくて、絵本を読めなくなった・・・どうしてだか・・

 やさしいことをすると美しい花がひとつ咲くという花さき山

 その絵本に対して、長い間、その違和感が何なのかわからなかった・・。

 絵本のソムリエ、たっちゃんとの出会いを通して絵本セラピーにはまり、
 絵本を通して自分と向き合う時間を重ねて、やっと謎が、とけてきた・・・・

 私は、自己犠牲を強いられてるような感じが、違和感だったんだと
 氣づいた。なんとなくわかった氣がした。

 自分を信じて、真の意味で自分を大切にして、愛してこそ、
 他の人も愛せるのだと、今想う。自分をいとおしみ、大切にできることが
 他人も愛せることにつながり、人と繋がれる。

 そのとき、花さきやまに心の花が、育っていく氣がする・・・。

 ようやく、花さきやまの絵本に、再会できた・・・静かな喜び。
 絵本は、ずっと、寄り添ってくれていたのだけれど・・・・
 初めに、絵本にこめられた恩師の慈悲をわたしは、決して忘れない。

 今も、ブログをお読みくださっているだいじな大切な恩師ご夫妻も
 ずっとずっと、見守ってくださっている。その暖かさに、愛に
 支えられてきたからこそ、今、私がある。

 言葉を綴れない私には、本当のことが、消えてしまわないように
 音に委ねたい。
 
 映画“のダメカンタービレ”に想いを託したい。
 若きショパンの心に想いを馳せて・・・故郷ワルシャワを後にし、
 2度とその地を踏むことは、なかったショパン・・・・

 

およみくださって、本当にありがとうございます。