少し雨模様・・心をすますと・・
  耳をすましてきこえる音、風、空気は 秋ですね。
  敬老の日、お彼岸、運動会・・・秋の行事が続きます


  
  学生時代から、ずっと寄り添ってくれてる本があります。
  星の王子さま←クリック
  サン・テクジュぺリ作・絵 内藤 灈訳

  岩波少年少女文庫の50冊 選・宮崎 駿の冊子で
  トップにに取り上げられている1冊です。


  宮崎 駿・選の言葉
  
  『最初によ読みおえた時の気持ちが忘れられません。
  言葉にすると何か大切なものが
  ぬけだしてしまうような氣がして、
  だまりこくって、ジーンとしていました。・・・・・・・略』


  
  作者の無二の友人のレオン・ウェルトに捧げられています。
  作者のこの作品へのこめられた深い想いは 
  はじめの〝はしがき〟に込められているように
  今、私は想います。



  王子さまがであったきつねとの会話の場面から・・
  『じぶんのもにしてしまったことでなけりゃ、
   何にもわかりゃしないよ。

   人間ってやつぁ、
   いまじゃ、もう、なにもわかるひまがないんだ・・・略』


  『さっきの秘密をいおうかね。・・・・略・・・・
   心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。
   かんじんなことは、目にみえないんだよ』



  航空士と2人手を携えて、井戸を探しに砂漠を歩く場面から・・


  『砂漠が美しいのは、
   どこかに井戸をかくしているからだよ
・・・・』
  『家でも星でも砂漠でも、
   その美しいところは目に見えないのさ。。。』


  
   たいせつな人に、あいたい時、話したいとき、
   それができない人とは、
   夜の星を、私は、眺めることにしています。

  
   この本のこの言葉に救いを見出しました。
  『ぼくは夜になると、空にひかっている星たちに、
   耳をすますのが好きです。
   まるで、5億の鈴が、鳴りわたっているようです・・・・・・』



   は 内藤 濯(あろう)さんが お勧め音譜

  お読み下さってありがとうございます。
  キラキラした光が あなたにWハート舞い降りますように
  

星の王子さま―オリジナル版/サン=テグジュペリ

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