このGWも例外ではなく

長期の休みには、
だいたい、

山梨の森に住んでいる
姉夫婦と母を訪ねます。

…と聞くと、
人に会いに行くように聞こえますが、


実際には
森で遊ぶために出かけます。


やる事といえば、
散歩くらいしかないんですが。

いつも、
姉に上げ膳据え膳してもらっているうえ、

義兄が足を故障したので、

せめて、
犬の散歩くらいはしないと。

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体重27キロほどの中~大型犬。

6年ほど前に、
迷い犬で、
姉宅で保護されました。

ローデシアンリッジバック

という、
ライオン狩りに使われた猟犬


…にそっくり。


迷い犬なので、
血筋は不明。

残念ながら、
ここには
ライオンはいないので、

道々、
鹿やイノシシの匂いに

反応し、

トカゲに
飛びつきます。


でも、
ちゃんと、
お客さま仕様で歩いてくれるので、

いきなり
藪に引きずり込まれるような事には
ならずに済んでいます。

さて、立ち寄った場所。

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一昨年、昨年と、
ブルで土砂を積み上げてしまった、
小川沿い。

以前は、
川沿いの木が
川に向かって
低く枝を張り

まるで
イギリスの風景画のようだったのだけど…。

地元の
もろもろの事情?で
重機が入り、

見るも無残な姿に(T_T)

でも、
側に寄って見てみると

結構色々な植物が顔を出しています。
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スミレなどの
草花。


可愛い!!
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カラマツの
おチビさん。

松の赤ちゃんもいます。


小川の木陰がなくなったり

森の木が伐採されたりすると、

都会人の私はガッカリするのだけど、


実は、
自然とはそんなにヤワなものではなく、

あと10年もすると
ここも
すっかり藪になっているはず。

植物のチカラは
ハンパないのだと感じます。


もちろん、
この過程で、

貴重な在来種がいなくなってしまったり、

頑丈な外来種ばかりが

はびこったりすることも
あるかもしれませんが。


都会人が
「環境保護を!」
「自然を守ろう!」

とか言うのと、

地方の人が、
森林を切り開いて

施設を作ろうとするのでは、

きっと

「自然」に対する
考え方が
根本的に違んでしょうね。


都会人からすると

癒し


地元の方からすると

戦い。



田舎に暮らすことを考えるのであれば、

地元の人の考え方に
共感できるのが、
スタートラインなのかもしれません。


先日、お話を伺った
馬場美織さんは

地元の方との交流は

「時間をかけて
やんわりと関係性を作っていくのが
大切」

と仰っていました。


私も
とかく、効率や論理で動きがちなのですが、

実際には、
地方の方が向き合っている

自然の力の大きさなんて

ほとんどわかっていないのだと思います。


姉宅は、
人里離れた一軒家。

地元の方との交流は
ほとんどありません。


それも気楽で羨ましいのだけど、

この地域全体の良さを
なるべく残していくには、

地元の方と交流していくのも必要なのかな…

なんて考えたりしている休日です。

素敵な場所を
素敵にしておくには
それなりの努力が必要なんですよね。

今までお世話になっている姉にも
この森自体にも
いつか少しでも恩返し出来るように
なりたいものです。
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ムスメ、お気に入りのブランコにて^_^