ついに今年も3月を迎えました。

 本日は桃の節句で、韓国エバーランドのプバオちゃんパンダダイヤモンドの一般展示の最終日になります・・・って、2月の韓国旅行紀行、いい加減完結しないとアセアセ

 

 海外旅行は、アタシにとって5年ぶりでした。

 韓国に行くまでの、最後の海外旅行は、2019年のカリフォルニア旅行だったようです。

 

 

 たったの2時間足らずのフライトで行ける隣国へ行くとはいえ、あまりにも久しぶりのことでしたので出発前にはちょっと不安で、最近行かれた方のYouTubeやブログを検索しては、最近の事情を調べました。

 お陰様で、色々と新たに知ったり思い出すこともあれこれありました。

 とくに「ああ、海外ってそうだったなぁ!」と思い出したのは・・・

 

 ①寝間着は備え付けられていない。

 ②歯ブラシセットも備え付けられていない。

 

という2点です。

 日本なら、ビジネスホテルでも(アタシは未体験だけれど、きっとカプセルホテルでも!)、浴衣と使い捨て歯ブラシなんか当たり前のように備わっていますが、海外だとそれなりのシティホテルでも、バスローブとかは備わっていても、寝間着は用意されていません。

 歯ブラシセットも無いのが当然(あっても、粗雑な製品で、サイズも大きすぎて使うと口の中が血まみれになりそうな代物汗)でした。 

 もうすっかり忘れていたのですが汗

 

 さらに、マリオット民情報によると、今回お世話になったウェスティン朝鮮は「スイートルームと普通のお部屋ではアメニティも違う。普通のお部屋だと、スリッパもシャワーキャップもランドリーバッグもない!」とのことでした。

 だから、アタシはパジャマと歯ブラシセット(これはトラベル用のを買いました)とスリッパ(渡韓前に泊まった「ウェステイン大阪」の備品をもらったw)とシャワーキャップ(これも「ウェスティン大阪」でもらったw)を忘れずに持参しました。

 ランドリーバッグは、行きつけの南紀白浜マリオットホテルの備品(いつも1人で泊まるのに、お部屋に2枚備え付けられているので、1枚は未使用のを持ち帰られる)を持っていきました。

 じい君と一緒だと上級マリオット民資格を行使できるので、こんなにものをもっていかなくても大丈夫なのですが、今回は一人旅でしたからウインク

 

 で、結論から書きますと、ウェスティン朝鮮の場合、ごく普通のお部屋は

 ①パジャマは必要

 ②歯ブラシセットは、有料でインルーム・バー利用と同じ扱いで用意されている。

 ③スリッパは備え付けられていた。

 ④シャワーキャップは備え付けられていた。

 ⑤ランドリーバッグは備え付けられていた。

でした。

 

 色々な方のYouTubeやブログを拝見して韓国旅行シミュレーションをしていても気づけなかったことは、「日本語が殆ど通じなくなっている」という点でした。

 参考にさせていただいたYouTuberさんやブロガーさん達は皆さん自分よりも若い方ばかりだったので、どの方も言葉に不自由が無かったのだろうと思います。

 しかし、60代半ばのアタシは苦労しましたw

 

 エバーランドに行ってプバオちゃんパンダダイヤモンドに会う、という目標は達成できたので、アタシとしては大満足な旅でした。

 夜は、またまたエグゼクティブ・ラウンジで無料の夕食をいただきましたシャンパンナイフとフォーク

 

 

 お惣菜は前日とは別メニューに。

 チーズ・ワインは前日と同じ。

 

 

 1人で現れる日本人のおばあさんが淋しそうに見えるのか、ラウンジのスタッフは皆さん英語で色々と声を掛けてくれました。

 若い女性スタッフが、「明日は日本に帰られるんですね。短い旅行でしたね。」と話しかけてくれたので、「ジャイアントパンダのプバオに会いに来ただけだから。」と答えると、「プバオが中国に行くのは、私たちも寂しいです。」と仰いました。

 さらに「このラウンジの朝食は明日も同じメニューですから、明日は地下のアリアで朝食を召し上がりませんか?」と仰るのでした。

 ウェスティン朝鮮の「アリア」は、人気のあるバイキングレストランで、何かのコンクールで金賞を取られたとかガイドブックに書いてありました。朝食は1人6,000~7,000円くらいするということだったので、「高いから、ここに来るわ。」と答えると、「お客様の宿泊プランですと、朝食に限りアリアも無料です。ただし営業が7時からなので、ここよりも1時間遅く始まります。今朝は早くからエバーランドに行かれると聞いていたのでお勧めしませんでしたが。明日は今日ほど早くなくてもいいのでしょう?ぜひ明日はアリアに行かれて、私たちのホテル自慢の美味しい朝食を召し上がって下さい。」というようなことを仰いましたほっこり

 アタシが早い時間にエバーランドに向けて出発する予定だとか、フロントと情報共有をされているのが驚きでしたびっくり!

 前日、降雪注意報で何度か起こされて眠れなかったのと、エバーランドで長々と行列に並んだりしたせいか、この日はとてもよく眠れました。

 入浴後は、自分がエバーランドで買い込んだグッズを眺めながら「どうやって持って帰ろうか。。」とちょいと悩んで「今夜も眠れないかも不安」と思いましたが、身体はとても疲れていたようで、すぐに眠りに就けました🛌

 

 

 

 

 グッズのお値段は、サムスングループ経営のお陰か、かなり良心的でした。

 これだけ買っても16,000円程度でした。

 アドベンチャーワールドでは、楓浜バースディ・コンプリートセットが2万円以上もします。商品の一つ一つも、エバーランドのものの方が丁寧に作られていて、書籍の装丁も綺麗です。

 お値段は良心的だったとはいえ、持って帰るグッズについては、とくにクッションに悩みましたw

 アドベンチャーワールドや上野動物園のパンダさんのクッションよりも、サイズも大きくて中味も違うものが詰まっているようでかなり重たかったからです。

 いつも2泊3日程度の旅に使っているキャリーバッグには、もちろん入りません。

 「あー、やっちゃったショボーン」とは思いましたが、絶対に持って帰ろうと思って、宝家ご一家近影のプリントされたいわゆる「漁師バッグ」に突っ込んでみたところ、何とか大部分を収められました(頭が少しはみ出たけれど)🙌

 

 翌朝は、エグゼクティブ・ラウンジの女性スタッフに勧めてもらったとおり、午前7時ちょっと過ぎに「タダではありません!」と言われないかとドキドキしながらwアリアに行ってみました。

 入口でルームキーカードを機械にかざすように言われてやってみると、無事に無料でいただけるようでした。

 コンクールで金賞を取ったというだけあって、韓・中・洋のあらゆる料理が並んでいました。

 驚かされたのは、「サヌキウドン」なる「日式」の麺があったことでした。

 香川県ご出身のスタッフがおられるのか、こちらのシェフが日本に旅行したときにお気に召したのかよくわかりませんが、それだけが日本風の食べ物でした。

 温製「かけうどん」一択で、熱湯の入った鍋ふうの機具に、うどん一玉が入りそうな柄の付いた小さな湯切り網が何個か引っかけてありました。

 

 

 ペストリー類

 食パンとドーナッツ類

 右の白菜キムチは有名な品

 こちらもキムチ類

 中華点心

 「サヌキウドン」の具と薬味

 ワッフル、パンケーキなど。

 フルーツ。苺🍓はない😢

 チーズやドライ・フルーツ。

 卵料理・ソーセージ類

 スモークサーモンや生ハム

 アタシの選んだもの。

 デザートw

 

 

 特筆するのは、珈琲コーナーですアップ

 なんと、一杯一杯専属のバリスタが淹れてくれるんですおねがい

 こんなホテル朝食、初めて経験しました。

 もしかするとアタシの知らない超高級ホテルでは当たり前なのかもしれませんが、この初体験には胸が躍りました♪

 トマトジュースだって、生のトマトで作られていました。

 そして、韓国のアスパラガスは本当に美味しいと思いました。

 到着日の夕食にいただいたエグゼクティブ・ラウンジのホワイトアスパラも、帰国日の朝食でいただいたグリーンアスパラも、シャキシャキして味わい深かったです。

 アタシは日本生まれ日本育ちの生粋の日本人なのに、なぜか一番好きな食べ物は中華点心で、「アリア」でも野菜と点心をおもにいただきました。

 日本でも、餃子とか小籠包とか小さめの豚饅頭(神戸南京町「老祥記」の!)を好んで食べております。

 そのようなアタシでも「アリア」の海老餃子には、とても感動しましたラブ飛び出すハート

 小さめの海老が丸ごと包み込まれていて、中年の頃によく行った香港とかシンガポールの海老餃子よりも美味しゅうございました。

 それだけ中国人が韓国で幅を利かせているのだろうという現実もあるのでしょうが、中国のものよりも美味しいのではないかと想像します。

 美容と健康のためにはここで止めればよかったのですがw、ウェスティン朝鮮のクロワッサンは美味しかった、と思い出し、季節限定みたいなことが札に書かれていた苺のパイをいただいてしまいましたいちご

 皮がサクサクッとしてめっちゃ美味しかったですラブラブラブ

 食後、少し時間があったので、ネット上でどなたもが褒めておられた「朝鮮ホテル(「ウェスティン朝鮮」の前名です!)のキムチ」を買おうと、歩いてすぐのところにある『ロッテ百貨店』に行ってみました。

 キムチ売場を探して何とかたどり着きましたが、日本語の堪能な同世代の女性店員さんに、「朝鮮ホテルのキムチはもう売っていません!」と言われましたガーンガーン

 ないものはしかたないのでサッサと諦めて、南大門路を地下道で渡り、明洞ギルを少し歩いて、明洞大聖堂にお参りしました。

 

 

 とても立派なカテドラルです。

 

 

 昔もお参りしましたが、そのときは聖堂の椅子の上に『るるぶ』を置き忘れて退出し、シスターが必死でアタシを追いかけて、手渡して下さいましたアセアセ

 いつもどなたかにご迷惑を掛けて生きてきたなぁ、と、思い出し笑いをしながらひとときお祈りをし、「願いが叶ってプバオパンダダイヤモンドに会えたことに感謝します。」とお礼を申し上げて退出しました。

 その後はホテルの正面玄関からKALリムジンバスに乗り、無事に帰国しました。

 懸案のプバオのクッションは漁師バッグに突っ込んで手荷物で持ち帰りましたほっこり

 仁川空港の手荷物検査を担当されていた若い係員さんは、男性も女性も「プバオ!」と嬉しそうに仰りながら、クッションをご覧になっていましたニコニコ

 大韓航空のCAさんも、ちっこいアタシが苦労していたら、スッと近づいてこられて荷物入れにクッションを入れて下さり(他の乗客の手荷物の入っていない位置に、汚れないように入れて下さいました合格合格)、降りるときもサーッと荷物入れから取り出して、手渡して下さいました。

 皆さんプバオちゃんパンダダイヤモンドのファンかもしれませんニコニコ

 関空に付いた途端、関空が地理的に白浜に近いので「ふうパンダもみじに会いに行きたいなぁ。」と思ってしまいました爆  笑爆  笑爆  笑

 風格があり、体格も良く、別嬪さんのプバオちゃんパンダダイヤモンドは立派でした。

 同い年だというのに、「可愛いだけ」でやんちゃに生き抜いている食いしん坊なふうパンダもみじとは比べものになりませんうーん

 しかし、そんなふうパンダもみじこそが、やはりアタシの孫wです笑笑笑

 「ふうは元気にしているかな。。」と、後ろ髪を引かれながら帰りました。

 

 韓国が、10年くらい前と違って、いい意味でとても変わっていたこと、パンダの飼育が日本とかなり違っていて興味深かったこと(観覧最終日の今日も、Instagramで見る限り、3歳のプバオちゃんパンダダイヤモンドにカンバオさんもソンバオさんも直に触っておられましたびっくり!!)を知ることが出来て、よかったと思います。

 もう返還するのだから目くじら立てなくてもいいと思いますが、あのパンダさんの鋭いツメにも臆すること無く、彼らはプバオちゃんパンダダイヤモンドの手元に直に触れて、「せっせっせ」をして遊んだり、竹の中に人参やりんごを詰めたキンパッ(韓国の巻き寿司みたいな食べ物)をあげたり、歯ブラシや竹製のギターを持たせたり、白い花と葉茎で編んだ冠をかぶせたり、竹製の眼鏡をつくってかけさせようとしたり、日本のパンダ飼育では考えられないほどの「直接飼育」をされています。

 2歳を過ぎると、日本(というか韓国以外のパンダ飼育に携わる国々)では絶対に「間接飼育」を守るようにされています。

 しかし韓国では「きまりを守る」よりも「たっぷりと愛情を注ぐ」ことを大切に考えておられ、自分たちの飼育が「直接飼育」であることを自覚できないかのように見受けられます。

 アタシも直にプバオちゃんパンダダイヤモンドに会うまでは、とんでもない甘えん坊の可愛い子ちゃんと想像していました。

 しかし、実際に会ったプバオちゃんパンダダイヤモンドは、体格も良く、顔も綺麗で、堂々たる印象でした。
 人間でも同じでしょうが、パンダさんも非常に可愛がられたものとそうでないものとでは自分に対する自信のあり方が違うようでした。
 数日前にも Instagram でソンバオさんが人参🥕をプバオにあげるのに、中国側から叱られでもしたのか、普段通りに口元に直に人参🥕を持っていかずに、プバオちゃんパンダダイヤモンドと自分の間の真ん中あたりに置かれました。
 すると、プバオちゃんはその人参🥕を一切囓ろうとせず、ジッと座ったままソンバオさんを見つめていました。お腹が空いていたでしょうに。
 すると、ソンバオさんが根負けしてw、地面からその人参🥕を拾い上げてプバオちゃんパンダダイヤモンドの口に入れて上げていました。プバオちゃんパンダダイヤモンドは無事におやつにありつけました拍手

 アタシが厳冬の韓国にプバオちゃんパンダダイヤモンドに会うために行くというと、「どうせ永明さんや桜桃姉妹やシャンシャンも中国にいるのだし、その子も中国に行くんだから、中国へ行ってまとめて会えばいいのに。」と言う人がいましたが、中国は日本や韓国と違って、めっちゃ広いです。 
 野生パンダの生息地である四川省と陝西省を合わせたら日本全体くらいの広さになります。
 アドベンチャーワールドは、中国の成都大熊猫繁殖基地日本支部となっているので、白浜のパンダさん達は返還されたらまず「成都大熊猫繁殖基地」に向かいます。
 検疫期間後、他の動物園などに移動するかもしれなくても、まずは「成都大熊猫繁殖基地」に返還されます。
 
 
 アドベンに掲げられている看板
 
 
 しかし、別のルートなのか、上野のシャン子ちゃんは四川省内ではあるものの、「雅安碧峰峡基地」というところに返還されています。そちらまで行けば、今では一般展示されていて、訪問者は会うことが出来ます。
 さらに今回返還されるプバオちゃんは、これまた四川省内の「臥龍中華大熊猫苑神樹坪基地」というところに返還されます。
 この神樹坪基地というのは、パンダの野生化に取り組む最前線なのだそうで、基地の周りの山々には野生のパンダさんがたくさん生息しているそうです。
 そういうわけで、「中国に返還されたパンダさん達に会いに中国へ行く」ためには、旅行日数も費用も、そして広い基地内を歩き回れる体力も、それなりに必要になります。
 アタシにはそこまでの時間もお金も体力もありません悲しい泣
 だから、今回の韓国パンダさん詣でが精一杯です。
 
 韓国では「サムスン財閥のお嬢様」と呼ばれ、カンバオさんとソンバオさんに「蝶よ花よ」と大事に大事に育てられたプバオちゃんパンダダイヤモンド、そんなところに返還されて大丈夫なのかと心配しましたが、本人wに会った感じでは大丈夫そうでしたグッド!
 幼少期に思いっきり愛され可愛がられた子は、自分に自信が持てます。
 どんな環境に置かれても、きっとプバオちゃんパンダダイヤモンドは動じないと思います。
 ちょっと工事の音が響いたからと、擬木のてっぺんに登って30分も降りてこられないふうパンダもみじとはかなりちがいます爆  笑爆  笑爆  笑
 
 
 なんか文句ありまつか?
 
 
 エバーランドでも、「音は立てないで」「フラッシュは焚かないで」みたいな注意表示がありましたが、結構プバオちゃんパンダダイヤモンドを撮るのにフラッシュを焚いている人がおられました。しかし、プバオちゃんパンダダイヤモンドはそれでも怖がる様子もなく、威風堂々という感じで歩いていました。
 「物怖じしない」「落ち着きがある」「風格がある」というのが、アタシの印象に残ったプバオちゃんパンダダイヤモンドの特徴です。
 加えて体格が良くて、別嬪さんです拍手
 プバオちゃんパンダダイヤモンドを取り上げたInstagramによると、観覧可能最終日の今日になっても、カンバオさんとソンバオさんは直にプバオちゃんパンダダイヤモンドに花束を渡したり、後ろに回って肩の辺りをマッサージして上げたりしていました。
 中国の要望に反してw、3歳になったプバオちゃんパンダダイヤモンドに平気で直接飼育を続けたお二人は、パンダ飼育の革命者といえるかもしれません。
 しかし、プバオちゃんパンダダイヤモンドは韓国が自信を持って送り出せる総領娘に成長していると思います。自然交配下で生まれた韓国初のパンダさんです。きっとパンダ繁殖の立役者に成長することでしょう。
 アタシも会えてうれしかったですおねがい!!
 これにて韓国紀行は終了です。
 素敵な冥土の土産が出来ました拍手
 今回お世話になった皆様、本当にありがとうございました🙇