アタシは英語がすごく苦手。

中学時代、英語の先生に引率してもらってアメリカの姉妹校に留学するというプランが学校から提示された。
皆「行きたーい」と大騒ぎの中、「そんなの関係ねぇ!」みたいな態度でやり過ごそうとした。
それなのに、おしゃべりな同級生が母にそういうプランがあることを喋ってしまい 、「行きなさい!」と言う母と大喧嘩になった。
「あなたは英語さえできたら、良い大学へ行けるのよ!」「でも、ヨーロッパの方が好きなんだもん。」「これからの世の中の中心はアメリカよ!ヨーロッパなんか若い子が留学してもしょうがないの。ヨーロッパなんか、大人が観光に行くところよ。」「アタシは世界に羽ばたくような人間じゃない!大人になってヨーロッパに観光に行く。」「本当に覇気の無い子ね!」てな口論が起こり、結局行かずに済んだ。

でも、行かなくて良かった!
高校の夏休みにアメリカに短期留学した妹、大して英会話上手じゃないもん
アタシよりはマシという程度だもん
アタシより下の世代(バブル世代以降)にとっては、英会話がスムーズなことはごく当たり前のことになっている。
アタシの時代は、「英語ができる」=「頭がいい」と思いこんでいる人がたくさんいたのだが、現在は「世界言語」だから、「できて当たり前」という感じだ。有名大企業には、英会話がスムーズでないと働けない会社もあるようだ。
いや~、早く生まれてよかったわ

ところで、何の因果か、アタシは最近毎日30分は「スピード・ラーニング」を聴いている。最近の旅行先は夫の趣味で英語圏ばかり 。。
私の学習した外国語は、中国語(北京語)とイタリア語だが、どちらも英語より短い期間しか勉強していないのに英語よりも自信を持って話せる(幼稚園児の日常会話程度だろうけど)。でも、英語だけはダメ
相性が悪いのだろうし、母の言う「覇気のない性格」が「世界言語」である英語を受け容れないのかもしれない。。
まぁアメリカの幼稚園児と話せる程度になれると信じて(笑)、出発する日までスピード・ラーニングと付き合おうか。。

写真は、去年生まれて初めて行った北米旅行で写したもの。
ワシントンDCのホテル・セントレジスの朝食でいただいたパンケーキ。
アメリカの食べ物はイマイチと聞いていたが、アタシには美味しかった。
とくに朝食が。

セントレジスワシントンのパンケーキ