なっちゃんの耳周りの『感触』が好きだった。

ルナに会って、また同じ『感触』に出逢えるとは…

あの日、あの時の私は思ってもみなかった。



あの日の朝。私が出勤して20分後…

なっちゃんは逝った。

報告を受けて急いで高速をUターンした。

扉を開けるのが怖かった。

もぅそこには『生』のなっちゃんは居ないから…


なっちゃんは自ら『死のトキ』を選んだのだと思ってる。

ママと2人のトキを…。

ママは『最期』を見ててくれた。

めいっぱい目を開いて、そのあと、なっちゃんは…逝ったと。

『母さん、ありがとう…』って、言ってたと思う…と。


今日で一年七ヶ月が過ぎた。


また思い出しちゃった…

数えちゃいけないよね…

こんな日もあるね。


なっちゃん。たくさんありがとう。


同じ感触が、いまもそばにあります。

。。。なっちゃん。。。


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