今までずっとブログでは触れてきませんでしたが…
実は私、
慢性疲労症候群(CFS)という病気にかかっています。
(2012年の6月5日にNPO法人 筋痛性脳脊髄炎の会(ME/CFSの会) が発足)
最近では、Jリーグのサンフレッチェ広島に所属している森崎和幸選手がこの病気に苦しみながら、優勝を果たしたことで有名になった病気です。
では、一体この筋痛性脳脊髄炎とはどんな病気なのか
一言では、とても説明できない病気なのですが…
“疲れ”がとれず、体のあちこちに不調を感じる病気です。
皆さんも同じように普段、“疲れ”って感じますよね??
睡眠をしっかりとったり、リフレッシュするためにお風呂に入ったりして、疲れのバロメーターをなんとか元の状態に戻そうとしようとすると思います。
でも、この病気は必死に治そうと頑張ったところで自分のいうことを聞いてくれない程の強い疲れが体を襲うんです。
体が鉛のように重く、常にインフルエンザにかかっているような状態です。
-私の主な症状-
・睡眠障害(不眠症&過眠症)
・リンパ節の腫れ
・思考力&集中力&記憶力の低下
・筋力低下
・微熱
・視力の低下
・体重の変化(この病気になってから約10kg程痩せました)
・音に過敏
・感情の変化が激しい
・関節痛
色々と症状を書きだしましたが、みんながみんな同じ症状ではありません。
個人差があります。
また、ひとえに慢性疲労症候群(CFS)と言っても自分の病と闘いつつ働けている人もいれば、寝たきりの人まで症状の重さも違います。
世の中には、自分の病名が何なのか分からず、ずっと不安に思い、苦しんでいる人が沢山います。
私自身、この病名と分かるまで、抑うつ病・自律神経失調症など色々な病名を告げられてきました。
お医者さんを攻めているわけではありません。
ただ、あまりにもこの病気への認知度や理解力が低いために辛い思いをしている人が沢山いるんです。
抑うつ病・自律神経失調症・慢性疲労症候群は、非常に似ている点も多く、間違えて診断されてしまうのも悲しいけれど、事実です。
でも、その診断が間違ってしまったせいで、自分に合っていない薬を投薬されてしまったらどうでしょうか?
余計に悪化してしまうとは思いませんか?
この病気は、専門のお医者さんも本当に少ないです。
県によっては、専門医すらいないところも沢山あります。
この病気は、治療法も治すための薬もまだ開発されていません。
症状がひどい人は寝たきりの方もいらっしゃいます。
(国際ME/CFS学会では、患者の約25%は寝たきりに近いか、ほとんど家から出ることの出来ない重症患者がいることを発表しています)
介護のヘルパーさんがつかないと生きていけない人がいます。
でも、国は何も動いてくれません。
多くの方に知っていただき、病気への誤解と偏見をなくせるように考えてほしい!
そんな想いで今回ブログにアップさせていただきました。