不登校、見守ることの難しさ | FAKEの喜びみっけ日記

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・2012〜次男次女の不登校、暗い長いトンネル 
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・2022.3.23地域猫たびちゃんと暮らしだす
・2022.10久しぶりの社会復帰
・2022線維筋痛症診断

前の前のブログで共依存について書きました

内容に自信が無くなりうっ。

一時、非公開にしていましたが

きのう、メンタルクリニックに行った時に

先生に ブログ記事に書いたことをそのまま伝えてみたら

まさにその通りだと言っておられました


   *書き足し→その後のカウンセリングで「共依存」ではなく「恐怖心」
   
   と、カウンセラーさんから言われました

   その記事についてはコチラポチ恐怖心




そして、きつい言葉で諭した 娘のカウンセラーさんは

共依存の関係にメスを入れたのでしょう




でも、その諭しに気付けたのは

娘のためにやれる事をやり切ったあと

メスを入れられたから気付けたのだと思うんです

未だ、やるべきことがある状態で言われても

ぴんと来なかったと思うんです。

そう言うと 先生は



それはそうですね!タイミングが良かったんですね!

と おっしゃいました。



はじめは あたし自身がメスを入れられた事に強く反発しましたが

結局は、娘のためにつくしている自分ににサヨナラができました



反発するのも無理はないと思います・・・

初めて親になってから26年経ちますが

赤ちゃんの時からわが子を育て

ハイハイが始まれば 落ちているものを口に入れないように

掃除をしたり片付けたり

つかまり立ちが始まれば 棚の上のものを片付け

歩き出せば 転ばないように 飛び出さないように手を引き

小学校に上がれば 先生から忘れ物の無いように

お子さんと一緒に用意をしてくださいと言われ

ずっと長い間 子供の先に立って危険な目にあわないように

風除けのように生きてきたんですから



でも、ある程度大きくなったら

風除けはいらなくなって

イヤ、それどころか 雨風に当たり踏まれ

そうして 自立ささせないといけない時期がくる

でも、その時期をあたしは察知できていなかったのかな



共依存に戻りますが

あたしは 娘が苦しんでいるのをどうにかしてあげたいと

いろいろな事をしてきました

そして、いつの間にか そうしていることが生きがい

生きていることの意味になってしまっていて

それこそ これが解決したら 自分は死んでもいいみたいな・・・

(未だ他にも心配な子供がいるので、そうはいきませんが)

この気持ちは まさに共依存の気持ちです。

娘のために生きることに依存している状態。



先生が説明してくださった不登校における共依存を記します




子供側から見ると

学校に行けない・・・ 学校に行かないとなると

周りは、困ったり あたふたしたりする

あたふたしている大人を見て 

今はいけない事を理解して欲しい

色々アクションを起こす親がうるさい

そこで、様々な行動をして(閉じこもり・暴言・リスカ等)

そうして 周りに行けないことを理解してもらおうと

親を支配しようとする行動をとる



親は親で 学校に行かないなんて

このままじゃどうなる事かと心配して

先のことを案じて学校に行きなさいとか

行かないと出席日数が足りなくなるとか

そんなことを言って 子供を自分の思うよう支配し

登校させようとする






これが、共依存
だと言っていました




きのう 少しつらい精神状態から抜け出している娘に

(学校は全く行っていません)

「一番つらかったとき お母さんにどうしていて欲しかった?」

と、質問してみました。



答えは

「ほっといて欲しかった。

 専門家でもないのに 色々言わないでほしかった」



(ちなみに今現在元気になっている長女も
 お母さんに相談したいけどお母さんに話すと
 真剣に考えすぎて落ち込ませちゃうから
 話したいけど話せなかった
 ただ、聞いてくれるだけでよかったと
 後日、あたしの姉に話していました)




このことをメンタルクリニックの先生に伝えたら

そうですね 不登校のお子さんがみんな言います



でも、親からしたら 先がわかっているから

このままじゃ・・・子供のためにならないからどうにかしないと!

と言うのは親心。特にお父さんと言うのは、

こういう時 何も言わなかったり 無理やり行かせたりするので

お母さんが自分が何とかしないと!と

必死になってしまいがちです。





先のことを案じて 色々言いたくなるのが親心ですけど

見守ってあげることが大事です。

色々言って 転んでしまわないように

間違った道に進まないように そんなことをずっと親がしていては

子供は自立して自分で生きていくことができなくなります

もう中学生ですから ある程度自分で考えて選択していける年です




ただ、こんな風に話をすると

放任してしまうお母さんがいますけど

放任と見守るは全然別です


と 先生に言われましたが

あたしは見守るというコトが良く分からないので

率直に聞いてみました




先生の答えは

見守ると言うのは 

お母さん自身の体・心が元気でいることです

そして、お子さんが自分で選んだ道で失敗したり泣いたりした時に

いつでも助けてあげられる心の余裕がある状態で居ることです



だから 不登校で悩んでいる親御さんにはカウンセラーさんについてもらって

心のケアーをしてもらいたいんですよ


お子さんのカウンセリングのことを考えがちですけど

お子さんが行きたくない!と言う場合もありますけど

まずはお母さんが受けられるといいです




うちの場合 不登校のほかにも複合的に悩み事があったので

お友達には愚痴泣き言は聞いてもらっていましたが

やはり 専門家が必要な状態でした

そして、専門的なカウンセラーさんについてもらって

本当に良かったと思っています。



1年間 戦い続けてきて 今 ここまでたどり着けた

娘に拍手を送りたい

たくさんの傷を負いながら 

こんなに明るいところまで歩いてきた

あなたをお母さんは尊敬しています。