赤塚不二夫さんの告別式での
タモリさんの弔事を
たまたま見て
私の心に響いた言葉を
一部抜粋し、ここに残します🙏







 終わって私のところにやってきたあなたは「君はおもしろい。お笑いの世界に入れ。

8月の終わりに僕の番組があるから、

それに出ろ。

それまでは住むところがないなら、

私のマンションに居ろ」と、こう言いました。

自分の人生にも他人の人生にも影響を及ぼすような大きな決断をこの人はこの場でしたのです。それにも度肝を抜かれました。

 それから長いつきあいが始まりました。

しばらくは毎日、新宿の「ひとみ寿司」と

いうところで夕方に集まっては、

深夜までどんちゃん騒ぎをし、

いろんなネタを作りながら、

あなたに教えを受けました。

いろんなことを語ってくれました。

お笑いのこと、映画のこと、絵画のこと、

ほかのこともいろいろとあなたに

学びました。

あなたが私に言ってくれたことは、

いまだに私にとって金言として

心の中に残っています。

そして仕事に生かしております。

 


あなたはすべての人を快く受け入れました。

そのためにだまされたことも数々あります。

金銭的にも大きな打撃を受けたことも

あります。

しかしあなたから後悔の言葉や、

相手を恨む言葉を聞いたことがありません。



あなたは私の父のようであり、

兄のようであり、そして時折見せる、

あの底抜けに無邪気な笑顔は、

はるか年下の弟のようでもありました。



 あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに前向きに肯定し、受け入れることです。それによって人間は、重苦しい意味の世界から解放され、軽やかになり、また時間は前後関係を絶ちはなたれて、その時その場が異様に明るく感じられます。この考えをあなたは見事にひとことで言い表してます。すなわち、「これでいいのだ」と。


龍龍龍龍龍龍龍龍龍龍龍龍龍龍



天才バカボンのパパの言葉

『これでいいのだ』に

こんな深い意味があったなんて…。