もともとファッションを仕事にしていました。

服を大量に買い、大量に処分。

この繰り返しに違和感を感じるようになり

たくさん服を持つことを手放し始めます。そんなとき
物価高のニューヨークで生活することになりました。
値段が高すぎて服を買えなくなります。
でも、気づきました。服はそんなに必要ない。
今までの買い方が異常だったのだと。
これがわたしの本格的なミニマルライフの始まりです。

必要以上の服やモノがなくなって
見えてきたこと、できるようになったことを
書いていきます。





わたしがヤンキースのニット帽

に合わせて着ているこのコート。






なんと、20年モノです!


何度かブログで書いていますが
まだ独身ぴちぴちだったわたしが
ボーナスで買ったMaxMaraのもの。




もちろん
お値段張るものでしたから、
当時の店員さんと自分自身が
口を揃えて

「長く使える」


と合言葉のように、言い合って購入ニヤニヤ




まぁ結果的に

その通り長く着られているので

良いお買い物だったわけですが、


この「長く使える」は、

手放したい考え方だな、と

今は思います。



「長く使える」というフレーズ。

モノを大事にする感、丁寧な暮らし感が

ずっしりつまっている表現な気もしますが、


長く、長く、という思い。

なんだか重くるしささえ感じる。

モノ、お気に入り、、という

じっとりとしたドツボに

引き摺り込まれそうな感覚。。。




服を含めたモノに対しては、

もっともっと突き放した考え方でいい。

極論言えば、明日着なくなるかも

しれない、ぐらいに。


そう思うと、あれもこれも、、

と、服を買い込みたい衝動が消えていく。

だいいち、長く着られる、なんて、、、

未来のことは誰にもわからないのです。


実際にわたし。

ニューヨークに引っ越しなんていう

寝耳に水な出来事になり、

日本で昨日まで着ていた服が

着られなくなる事態になりました真顔




長く着られる、ではなく、

長く着られた、です。


結局、長持ちは結果論にすぎない。




独身20代ぴちぴちだったころの

わたしが買ったこのコートは、

40代になった今も活躍中。


前ボタンがないおかげで

妊婦時代にも大活躍でした

カシミア混のウールだから暖かいしニコニコ



でも。

買ったとき、40代のわたしがまだ

着るなんて思いもしなかった!


彼もいなかった当時、

妊婦になった自分のことまで

想像して買ってもいなかった!


結婚も、ましてや出産だなんて

想像さえしていなかった時代のわたし。


そこまで想像して「長く使える」と

言いながら買い物できる人なら

まだしもですが、

「長く使える」なんて、けっこう

いい加減に使っているフレーズだな、

とも思うのです。


結婚もしていないのに、

妊婦になってからの服のことまで

考える人、いる?笑い泣き


だから

「長く使える」。

そんな言葉を頼りに

服もモノも買わないほうがいい。





長く着られる、を手放した今。



昨日着ていたこの服たちだって

つい数ヶ月前に買いましたが、

この冬限り、いや、春がくる前に

もう着なくなるかもしれない。



そんな気持ちでいます。

だから週に何回も着る。

何回も着るために、服は増やさない。


来年も着ることになるかも?

でもそれは、、まだ誰にもわからない。


参考にしていただければ

幸いです。


最後までお読みくださり

ありがとうございました。


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