「動く瞑想」とも言われるアシュタンガヨガですが、動かない(つまり、一般的な)瞑想も本当に気持ちいいなぁと、最近ようやく感じるようになりました
これもアシュタンガヨガを続けてきたおかげです。昔はただ座るだけなんて、私にとっては苦痛以外の何ものでもありませんでした。でも、毎朝のマイソール練習で呼吸とバンダにフォーカス出来るようになってきて、自分のなかで感覚がだんだん変化していったように思います。
瞑想は本当に気持ちよくて、アシュタンガヨガの浄化感覚とも似ていてなんというか、しみじみしていて、薄いけれど広く深く満たされるというか。アシュタンガヨガで一通り動いた後ほんのちょっと座る時間を作ったり、または起きぬけに瞑想するのも、とてもいいのかなと思います。
いろいろなところで瞑想クラスも開催されていますが、理論を入れすぎると思考にとらわれてしまう。思考しているときは、内側の奥深いところが優位となる瞑想効果からは遠ざかる。その点、実践主義で、頭で考えるのではなく呼吸やお腹に集中するアシュタンガヨガは、やっぱり動く瞑想だなぁと改めて感じずにはいられません。体を健やかにし、心も平和にするアシュタンガヨガをしっかり皆さまにお伝えしたいなと思います。