アシュタンガヨガの本は手元に何冊かありますが、こちらはリノミエール先生が書かれたもの↓

左が1994年初版のもの(日本語版発行は2008年)。右が2015年に出された改訂版。

この2冊にはけっこう違いがあります。例えば、使われているアーサナの写真は、初版はシャラート先生。対して改訂版はリノ先生。初版の順番表はジョンスコット先生のイラスト。対して改訂版はリノ先生の写真。

印象としては、初版はよりオリジナルに忠実。改訂版はよりリノ先生のカラーが強いように感じます。

オリジナルに近いということで、なんとなく初版を重視していたのですが、久しぶりに改訂版を読んでみたら。。。あぁこちらもやっぱりいいなぁとしみじみ感じました(^^)

改訂版の序盤に、リノ先生が色々な質問に答えるQ&Aがあり、私はこのパートがとても好きです。

アシュタンガヨガで大事なことのひとつは継続することです。長い時間をかけ繰り返し練習するなかで、だんだん、アーサナや呼吸の先にある「何か」が見えてくるように思う。でも、継続って一番難しいことでもありますよね。

だから、リノ先生のように長く練習を続けている方(たぶん35年くらい)の言葉はとても深いし、何のために練習しているのか、どこに向かっているのかが分からなくなったときなど迷ったときに、このパートはちょっと読みたくなる感じです。
 
99%実践ありきではありますが、本の力も借りつつ、練習を淡々と続けようと思います。