ガルバ ピンダーサナ、子宮のなかの胎児のポーズ。ポーズのあとは9回転がります↓
知らない人が、こんな動きをみんな黙々と行う光景を見たら、そのシュールさにさぞや驚くことでしょう!しかもこのポーズは、股関節外旋外転の柔軟性、肩関節と上腕のスムーズな動き、背骨のしなやかさ、腹斜筋の強さ等、複合的に要素が関わっているので、難関ポーズとも言えます。

しかし、転がることで普段なかなか刺激の入らない背面が活性化され、その後のポーズも断然やりやすくなる効果も大きいと感じます。そんなことも抜きにしてただゴロゴロ転がれば、こどもの遊びのような楽しさが、動きは楽しいというシンプルな喜びが、体に直接伝わってくる。ただカッコいいだけじゃない、ただ厳しいだけじゃない、ただ効率がいいだけじゃない、そんな様々な顔を見せてくれるアシュタンガヨガのふくよかさが素敵だなぁと、つくづく思います。