ユッケ問題 | 本当に美味しい焼肉を! 銀座で働く焼肉屋  尹伸文のブログ

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一頭買焼肉醍醐を経営する㈱ダイゴインターナショナル 代表取締役尹伸文が不撓不屈の精神で日本一の焼肉屋を目指します

先日、地方の焼肉店でユッケを食べたお子様が2人も亡くなるという


たいへん痛ましい事故がありました


亡くなられたお子様のご冥福を心よりお祈り申し上げます


また残されたご家族のご心中を考えるととても他人事とは思えず


私自身も深い悲しみに覆われております



ふつーに食事をして人が死んでしまうというありえない事態


本当に残念です


事件の当事者である焼肉店は仕入業者


仕入業者は販売店である焼肉店にと


責任の所在をなすりつけてるような報道がなされてますが


私の個人的な意見としては


責任はやはり販売店である焼肉店のほうにあると思います


問題のユッケに使われたお肉が加熱用として販売されている以上


それをお店が生肉として販売する上での安全基準や衛星管理が


きちんとされてなかったんではないでしょうか?



テレビでも報道されているとおり


本来、生食用としての精肉、ホルモンは日本のどこさがしても


販売されておりません


食肉業者は全て加熱用として納品します


しかしながら販売店は今までの通例で新鮮なものであれば


生で食べても大丈夫という自己判断で販売しています



当社では仕入先が上場企業であるため


出荷する食肉には厳しい細菌検査、賞味期限がもうけられており

(小さいところがしていないという意味ではありません)


商品の安全性という部分では全く問題ありません


そしてお店では、お刺身用に提供するお肉は必ず当日に仕込み


使う道具は煮沸消毒、アルコール消毒などの衛生管理をし


料理長、他1名が試食してから販売しております


味見をする事で商品に異常があるとお肉の場合


食感や舌触り、においですぐにわかります


焼肉屋を初めて10年ちかくたちますが


お客様が当店で食事をし今までこのような食中毒をおこした事は


一度としてありません(当たり前ですが)



そこにはやはり食の安全という大前提があるからです


ウチの焼肉店にも当然小さいお子様やご高齢の方なども


たくさんお見えになっていただいております


ご来店くださった全てのお客様が安心して食べれるものしか


売らないというあたりまえの事を販売店としての自覚があれば


今回のこの痛ましい事故はふせげたんではないでしょうか



今後このような事故が二度とおきないよう


業界全体で安全基準を考えるのもちろんですが


法規制などもやはり必要ではないでしょうか



当社でも今回の事故の重大さを認識し


もう一度安全基準を見直しいたします


衛生面、安全性を引き上げ更なる厳正な基準ができるまで


しばらくの間、生肉の販売を控えようと思っております


お客様にご迷惑をおかけしますが


ご理解のほどお願いいたします


                  

                        株式会社 ダイゴインターナショナル

                        代表取締役  尹 伸文