皆様、素敵なお盆ウィークをお過ごしでしょうか?
とにかく暑いですね。
何かしら、「暑さ」を理由にしてしまうのは
私だけでしょうか?
「暑いからイライラする」
「暑くて何もする気が起きない」
テレビで週間天気予報を見ても吐き気が。
ず――――っと、オーバー35度。
そうです私は夏が大嫌いです。
ネガティブワードのオンパレード。
これが秋なら言いませんよ
「涼しいからイライラする」
「涼しくて何もする気が起きない」って。
今だけは、そんな事を忘れて、
心穏やかにブログを書いている私です。
こんな時こそ、冷凍庫ばりの寒さの部屋で、
楽しもうじゃありませんか?
今日も本題の前に少しお話を。
最近まで、首に出来た手術跡を気にして
隠すようにしていたのですが・・・・・・・
わたくし、Momoは、隠さず恥じず
生きていく事に致しました。
心境の変化があったわけでも
何かあったわけでもなく、
ただただ
「隠す必要ないじゃん」
「傷も含めて私は私」
「それも個性の一つ」
と思った次第です。
全く気にならないと言えば嘘ですよ。
見られたり、聞かれたら、
「リンパ節に癌が出来たので、首を掻っ切って
摘出手術しました。他に聞きたい事があれば
Googleで検索を」って。
後は勝手に想像しておくれって。
少しずつ答えると、WHY?やHow?
という質問が来て、お決まりの
「大変ね・・・・・・」
のお言葉を頂く事になるので、
一気に説明をする私
とてつもなく面倒な時間を費やす事を
苦手とする私の・・・・
誰も傷つけない傷つかない作戦です
ただ私にも感情があるので、
それでも変な目で見てきたり
侮蔑するような人がいれば・・・
私の空想の世界へようこそ。
馬乗りになって、相手をフルぼっこ
泣いて謝る相手に、韓国ドラマの喧嘩シーン
に出てくるお酒を顔にバッシャーが
決行されるのであーる
(韓国ドラマファンです)
しかし現実ではそんな人に会った事が
無いので、ラッキーな私
すみません・・。
ダークMomoが時々出ちゃいます
では本題へ。
今日は、タイトルに
家族が「癌」になった時にはどうするべきか?
と書きました。
世の中には癌と闘っていらっしゃる方が
多いかと思います。
私とは症状が違い考え方の相違も
あるかと思います。
ですが
ここでは私が癌になって家族には
こうしてほしかったなと言う事を
ほんの一部だけれど説明していきますね。
① 気を遣って欲しくない
家族が心配なのは十分承知です。
当の本人が一番嫌なのは
無理して元気にされる事。
普通でいてほしい。
素直な気持ちをぶつけて欲しい。
→本人が一番、家族に悪いと思っているから、
何を考えているのかを知りたい
自分の責任にシナイで欲しい。
癌は80%遺伝だけれど、
なってしまったものは仕方が無く
運命と思って欲しい。
→癌は2人に1人がかかる病気です
人それぞれ症状が違い治療法も異なるので
勝手にネット情報を鵜呑みにせず、
主治医の事だけを信じてほしい。
→主治医が一番分かっている。
セカンドオピニオンも必要だけれど
当の本人に選ばせてあげて
癌だと言う事を周りに隠さないで
堂々と言って欲しい。
(隠さないで戦える人向けです)
→そんなに恥ずべきことなのか?
② 1人で出来ることは多いと言う事を
分かってほしい。
癌と言う言葉の重さに負けて
何でもしてあげたくなるのは
分かるのですが、
ありがた迷惑な事も。
→頼んだことだけ手伝ってくれるだけで
感謝しています。
経過観察イコール引きこもり
の発想を止めてほしい。
→経過観察中は適度な運動も
社会と繋がっておくことも
必要です
今のところ思いつくのはこんな所かな?
私が一番良かったと思っているのは、
退院3週間後に仕事復帰したことです。
一度目の下咽頭癌の手術入院の後は
家で療養していました。
しかし今回の手術で痛みはありましたが
無理にでも社会復帰したことに
後悔はありません。
普通の生活を過ごすと言うのが
私にとっての一番のリハビリです。
もう一度。
あくまでも私の体験で感じた事です
私の父も末期のすい臓がんで
肝臓や肺にも転移していますが、
寿命が半年と言われたのですが
そろそろ1年半程経とうとしています。
最近は元気がないのですが、
毎日、病人扱いはしておりません。
年齢も年齢なので薬の管理や
食事の用意、せん妄が出た時には
お話をきちんと聞くようにしています。
もともと「THEジャパニーズパパ」なので
父の尊厳だけは守りたい
父がYESと言えばNOでもYESと。
今まで出来なかった相談を持ちかけたり、
今更、こっぱずかしくて言えなかった事を
素直に言ってみたり。
やっとまともな親子らしくなれた
ような気がします。
大好きなお父さん。
異常に厳しく育てられた事も
異様に優しく育ててくれた事も
何もかもが感謝でしかないので、
最後の最後まで、
傍にいさせてね。
勝手に書いておきながら
これ以上、父の事を書くと涙が
出てしまうので
本日はこの辺で失礼します。
また来週
ごきげんよう
今週の1曲を添付しておきます。
お時間があれば、聞きてみて下さい。
松任谷由美さんの「やさしさに包まれたなら」