言葉や文字に頼らず想いを相手に届ける思念伝達は、特に直接会話したりすることが難しい片思いや復縁の成就を願っている人たちの間で効果があるとして注目されています。
しかし、一方で思念伝達にはリスクもあるということも留意しておく必要があります。
そこで今回は思念伝達のメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

思念伝達のメリット


どんなシチュエーションでも有効だと言われている思念伝達ですが、特に恋愛面で重宝される傾向にあります。
ここからはそんな思念伝達のメリットについて見ていきましょう。

相手との距離を縮められる


思念伝達は、相手との距離を縮めるのに効果的と考えられています。
例えば、相手との関係がまだそこまで親密になっていない場合、直接コミュニケーションを取ることが難しいかもしれません。
そこで思念伝達を行なうことで、相手の潜在意識に自分の存在を刷り込むことができ、相手の警戒心も和らげることができます。
これにより、お互いの領域に入りやすくなり、偶然の遭遇や相手から話しかけられる機会も増えるなど、実際に接触する機会が生まれやすくなります。
つまり、相手との距離が縮まり、恋の進展へのチャンスが広がるのです。

音信不通状態の解消


音信不通の相手からの連絡がもらえる可能性がアップするということも思念伝達のメリットとしてあげられます。
思念伝達は、相手と直に接する機会がなくても、自分の思いを伝える手段となります。
そのため、たとえばLINEをブロックされているなど音信不通の相手でも、相手が何となく自分のことを気になるようになったりします。
相手との関係がこじれている場合でも、相手の心にあなたの想いが「念」として届くことで、相手のあなたに対する拒否感が改善し始めることもあります。

復縁のチャンスを得やすくなる


思念伝達に期待できる3つ目の効果は、「復縁したい相手があなたを思い出す」という点です。
別れてからコミュニケーションを取る機会が限られている場合でも、思念伝達によって元恋人があなたを思い出し、再び愛情が芽生える可能性があります。
単純接触効果というものがあるように、人は日常的に接する人や物に対して親近感を覚えやすく、愛情も育まれると言われています。
思念伝達によってあなたを思い浮かべる機会が増えれば、相手は自然と、今あなたがどんなふうに過ごしているのか気にするようになるでしょう。
その結果、相手からの連絡や再会の機会が訪れる可能性が高まり、復縁のチャンスを得やすくなるのです。

遠距離恋愛の克服


思念伝達に期待できる4つ目の効果は、「遠距離恋愛が成功しやすくなる」という点です。
思念伝達には、物理的な距離や制約は存在しないため、直接会う機会がなかなか取れない遠距離恋愛でも、効果を十分に期待することができます。
思念伝達を通して相手の中であなたの存在感が増すため、メールや電話などのコミュニケーションも増えたり、会いたいという願望が増すことで実際に会いに来てくれる回数も増えるかもしれません。
このように、思念伝達によって遠距離恋愛においても、お互いの絆が深まり、関係が成功する可能性が高まるのです。
また、思念伝達を通じて離れて過ごしているという感覚が薄れるため、浮気防止にも効果にも期待できます。

不倫や略奪愛の成就


思念伝達は、不倫や恋人がいる相手の略奪愛でも効果が期待できます。
相手に既に伴侶やや恋人がいる場合、直接的にアプローチすることは高いリスクを伴います。
ですが思念伝達であれば、潜在意識を通してあなたの愛を伝えたり、相手があなたに意識を向けてくれるようになる可能性もあります。
相手の心の中であなたが重要な存在として認識されれば、将来的にパートナーと別れてあなたを選ぶかもしれません。
このように思念伝達は、すでにパートナーがいる相手との関係においても効果的な手段となるのです。

思念伝達のデメリット


ここまではメリットを見てきましたが、思念伝達にはデメリットもいくつか存在します。

ネガティブな想いが伝わってしまうこともある


思念伝達のデメリットの1つに、「必ずしも好意的な内容ばかりであるとは限らない」ということが挙げられます。
思念伝達とは、潜在意識を通じて思いを伝える方法です。
しかし、潜在意識には、自分自身でも気づいていないような欲望や嫉妬を始めとしたネガティブな感情などが渦巻いていることもあります。
つまり、思念伝達を行うことで、意図せずに相手に自身のネガティブな感情が伝わってしまう可能性があるのです。
特に、負の感情が強ければ強いほど、相手の潜在意識に不快なイメージが伝わってしまうかもしれません。
ですので、思念伝達を行なう際には、自分の感情を注意深く観察・管理し、相手に対してよりポジティブな思いを送ることが重要です。

跳ね返り現象


跳ね返り現象に見舞われることがある、という点も思念伝達のデメリットとして挙げられます。
跳ね返り現象が起きた際は自身が送り出した思念が相手に届くだけでなく、自分自身にも跳ね返ってきてしまいます。
特に、相手に対する執着心が強すぎて、「なぜ相手は自分を愛してくれないのか」「他の異性とは関係を断って自分だけを見て欲しい」といったネガティブな思いを持つほど、跳ね返り現象は起こりやすいと言われています。
そして跳ね返り現象が起きた結果、恋愛関係の悪化や別れを招く可能性があるのです。
跳ね返り現象の恐ろしさについては以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
思念伝達には危険はない?心配される理由と対処法を解説!

体調不良など不幸に見舞われるリスク


思念伝達のデメリットに、体調不良に陥る可能性があるという点も挙げられます。
思念伝達は潜在意識に働きかける手法であるため、かなりのエネルギーを消耗します。
そのため、場合によっては、風邪や頭痛などの体調不良が起こったり、急に眠気に襲われたりすることがあるのです。
これらの症状は、思念伝達がうまくいっている時に生じる「好転反応」とも言われていますが、それでも体調を崩すのはつらいものです。
健康上の問題がある場合には、思念伝達を控えることをおすすめします。
自分自身の健康を優先し、無理をせずに行動するようにしましょう。

まとめ


今回は思念伝達のメリット・デメリットについて解説してきました。
相手の潜在意識からアプローチをかける思念伝達は、片思いや復縁、略奪・不倫愛など難しい恋愛で悩む人々にとって最適な手法だと言えるでしょう。
ただし、思念伝達にはリスクも存在するため、安易に取り組むべきではありません。
思念伝達の効果をより高めたい場合は、経験豊かで能力の高い占い師に相談することをおすすめします。
1人で試行錯誤するよりも、正しい知識を持ったプロにサポートしてもらうことで、より良い結果を得ることができるでしょう。
恋愛の悩みを抱えている方にとって、この記事が参考になれば幸いです。